評伝 獅子文六 ──二つの昭和
著者 牧村健一郎
『コーヒーと恋愛』『七時間半』など“静かなブーム”を呼ぶ“獅子文六”とはどんな作家だったのか。横浜での裕福な子供時代、パリ留学、演劇人、時代を射抜く批評性、根は優しいが辛...
評伝 獅子文六 ──二つの昭和
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商品説明
『コーヒーと恋愛』『七時間半』など“静かなブーム”を呼ぶ“獅子文六”とはどんな作家だったのか。横浜での裕福な子供時代、パリ留学、演劇人、時代を射抜く批評性、根は優しいが辛辣な皮肉屋、大男で食いしん坊、そして運命的な三度の結婚。戦前と戦後の“二つの昭和”にときに翻弄され、ときに寄り添った人生を精細に追いかける唯一の評伝の文庫化。再評価以降の動向も踏まえた原稿も収録。
目次
- 序/1章 異国への扉──横浜/父と福澤諭吉/2章 郊外の家──大森/文学への目覚め/3章 芝居と恋愛──パリ/エトランジェ(異邦人)/4章 昭和モダニズムと軍国主義──千駄ヶ谷/1 マリー・ショウミー/2 『新青年』でデビュー/3 『悦ちゃん』/4 文学座創設と開戦/5 『海軍』/6 戦時体制のなかで/5章 戦後疎開──四国岩松/1 四国行き/2 四国への手紙/3 漱石と文六/6章 敗戦と焼け跡──御茶の水/1 『自由学校』/2 妻の死/3 映画『自由学校』競作/7章 もはや戦後ではない──大磯/1 三度目の結婚と『娘と私』/2 『大番』の夢/3 友人・坂口安吾/4 グルマン文六/8章 文豪と文六──赤坂/1 文学座分裂/2 晩年の新聞投書/3 箱根山のドイツ兵/4 最晩年/再びブームへ/あとがき/文庫版あとがき/主な参考文献・引用出典
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