アンガーマネジメント
著者 戸田久実
●価値観はより多様に。「怒る」で解決できることは何もない。怒ることが、子どもや後輩社員の教育や士気高揚につながり、個人の成長を促してきたという考えは、もう古いものになった...
アンガーマネジメント
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商品説明
●価値観はより多様に。「怒る」で解決できることは何もない。
怒ることが、子どもや後輩社員の教育や士気高揚につながり、個人の成長を促してきたという考えは、もう古いものになった。怒られることになれていない子どもも増え、怒る人は職場の雰囲気を悪くし、むしろ感情を抑えられない人としてとらえられる向きもある。
パワハラ防止法が2020年6月から施行され、さらに「アンガーマネジメント」へのニーズは高まるだろう。「怒る」という感情は、「自分の考え(≒常識)と違う」ということが起点となっているが、ダイバーシティが求められる昨今、誰もが常識だと思うことがそもそもなくなってきている。
●怒りを抑えるトレーニングを盛り込む。怒りに巻き込まれない手法も。
怒りの感情は、自分で生み出しているということをまずは認識する。相手が起点という発想をやめることが大切だ。また、「コアビリーフ」、つまり、自分でこうあるべきだという思い込みが怒りの感情を生むので、その書き換えが必要だ。また、日常の怒りの場面を記録し、ふりかえることで、自分の感情にしっかり向き合うことも効果があるという。
また、本書では、「怒りに巻き込まれない」手法を書いていることも特徴の一つ。怒っている人をみると、自分がその当事者でなくても、嫌な感情が巻き起こって物事に集中できなくなることがある。それを回避するためには、相手の感情を自分で変えることはできないので、あくまで外野のできごとだと割り切ることが必要で、その練習法も盛り込む。
目次
- 第1章 なぜ、いま必要なのか?
- 第2章 怒りはどこから来てどこへ向かうのか
- 第3章 怒りの構造を知ろう
- 第4章 アンガーマネジメントの実践
- 第5章 怒りに巻き込まれたときの対処法
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怒りを生み出すのは自分
2021/12/05 22:30
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投稿者:しゅうろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
「P46 アンガーマネジメントでは「怒りは自分が生み出した感情だ」と考えます。」とあるように、そもそも怒らなくてもいいのに、怒ってしまう。ただのうっぷん晴らし。そして、変えようと思っても、
「P211 人間は新しい習慣が身につくのに3週間ほど要するといわれています。そのくらい繰り返して「あ、変われたな」と意識できる程度で構いません。」という気持ちをまずもって取り組むことが大事。
心理的安全性な職場を作るためにまず自らできることをする。