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青山二郎の話・小林秀雄の話
著者 宇野千代 著
青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山二郎、大岡昇平による著者をめぐ...
青山二郎の話・小林秀雄の話
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青山二郎の話・小林秀雄の話 (中公文庫)
商品説明
青山二郎と小林秀雄。この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者。その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成。青山二郎、大岡昇平による著者をめぐるエッセイを併録する。文庫オリジナル。 〈解説〉林秀雄・宇月原晴明
〔目次より〕
I 青山二郎の話
青山二郎の話
青山二郎さんの思い出
説明をしなかった青山さん
青山さんの童心
ははははは
独創は真似からはじまる
よく出来た田舎者
芭蕉を偲んで
和ちゃんの話
悪いものは見ない
青山二郎さんへの手紙
女性的才能について――あるハガキ通信――
II 小林秀雄の話
あの頃の小林さん
ゴッホとロートレック
真の恩人は小林さん
小林秀雄さんの愛情
私の一生に書いた作品の中で
私の本箱
凡て尊敬することだ
二つの文体
文学界の表紙
III 宇野千代の話 青山二郎
夜眼、遠眼、傘の内 青山二郎
最も善く出来た田舎者――宇野千代さんについて 青山二郎
〈巻末エッセイ〉淡島の家 大岡昇平
中公文庫版『青山二郎の話』解説 林秀雄
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著名人との恋愛遍歴を繰り返した宇野千代氏による青山二郎氏と小林秀雄氏という稀代の大批評家の姿を描いたエッセイ集です!
2020/08/26 10:12
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大正・昭和・平成にかけて活躍した日本の小説家であり、随筆家でもあり、多才で知られ、編集者、着物デザイナー、実業家の顔も持たれていた宇野千代氏の作品です。同氏は、作家の尾崎士郎氏、梶井基次郎氏、画家の東郷青児氏、北原武夫氏など、多くの著名人との恋愛・結婚遍歴を持たれ、その波乱に富んだ生涯はさまざまな作品の中で描かれた人物です。同書は、青山二郎氏と小林秀雄氏という、この稀代の目利きと不世出の批評家の身近で同時代を生きた著者による、その無垢の眼で捉えた両者の姿を描いた全エッセイを初集成したものです。同書の構成は、「1.青山二郎の話」、「2.小林秀雄の話」、「3.宇野千代の話 青山二郎・小林秀雄」、「巻末エッセイ、淡島の家 大岡昇平」となっています。