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崇峻天皇暗殺事件
著者 豊田 有恒
臣下に暗殺された最初で最後の天皇、崇峻天皇暗殺事件の解明に、聖徳太子が挑戦! ーー日本の古代史上最大の謎といわれる崇峻天皇の暗殺と、さらなる連続殺人……。当時の大陸渡来人...
崇峻天皇暗殺事件
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崇峻天皇暗殺事件 (講談社文庫)
商品説明
臣下に暗殺された最初で最後の天皇、崇峻天皇暗殺事件の解明に、聖徳太子が挑戦! ーー日本の古代史上最大の謎といわれる崇峻天皇の暗殺と、さらなる連続殺人……。当時の大陸渡来人との複雑な人間関係、熾烈な権力争い、奔放な性風俗などがからみあって発生したこの事件の驚愕の「真相」を、古代史研究家でもある著者が同時代人の聖徳太子の卓越した頭脳に託して解く、異色の傑作長編ミステリー。緻密な資料分析と想像力!
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崇峻天皇暗殺を推理小説として描く。探偵は厩戸王子
2020/08/16 23:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しょひょう - この投稿者のレビュー一覧を見る
電子書籍が半額になっていたので衝動的に購入して通読。
592年の崇峻天皇暗殺事件を推理小説風に描いている。
厩戸王子が探偵役となってストーリーが展開していく。
東漢駒が実行犯なのは史実通りだが、一般的な蘇我馬子主謀説は取っていない。
登場人物は止利仏師(鞍作鳥)や膳傾子、秦河勝など実在の人物で、あとがきを読む限り、史実を基に作者が創造したストーリーのようで、可能性としてはありうるはなしのもよう。
一般的に言われている人物像とは異なる描かれ方なのは、小説だから良いとしても、特に後半の展開が雑な印象が否めず、歴史小説と推理小説のどっちつかずの感もある。
最後まで読んで損したとは思わないが、「まあまあ」がいいところかな。