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或る年の冬 或る年の夏
著者 藤枝 静男
性と思想に切り裂かれる青春を、頑なまでに潔癖に生き、後年の著者の、厳しく深い文学と人生を予感させる青春像。昭和初期に青春を生きた知識人が不可避だった「思想」問題、それを自...
或る年の冬 或る年の夏
05/30まで通常1,353円
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或る年の冬或る年の夏 (講談社文芸文庫)
商品説明
性と思想に切り裂かれる青春を、頑なまでに潔癖に生き、後年の著者の、厳しく深い文学と人生を予感させる青春像。昭和初期に青春を生きた知識人が不可避だった「思想」問題、それを自らに苛酷に課した著者の苦闘、家族への深い愛。時代と自分の良心を誠実・厳格に生きた、著者の青春自伝。
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或る年の冬或る年の夏
2023/10/14 19:58
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
戦前に医学部合格を目指す高校生が主人公。貧しい家族のためにも早く医学部に入学したいが浪人してしまい、さらには華々しく左翼活動する友人たちに反発してしまう。文学と政治を巡る関係から友人を批判するが、彼らに比べて引け目も感じてしまう。こうした正しいが受け入れがたい、といった葛藤は今日でも通用する煩悶ではないかと感じた。