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万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜
著者 遠藤耕太郎 著
日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気...
万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜
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万葉集の起源 東アジアに息づく抒情の系譜 (中公新書)
商品説明
日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ。『万葉集』では、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのか。さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのか。著者は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにする。
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紙の本
『万葉集』の歌のルーツを中国少数民族の歌文化に求め、わが日本人の抒情表現の本質を明らかにした興味深い一冊です!
2021/03/04 10:59
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、日本古代文学及び中国少数民族文化を専門に研究され、これまでに『モソ人母系社会の歌世界調査記録』や『古代の歌 アジアの歌文化と日本古代文学』など興味深い書を発表してこられた遠藤耕太郎氏による作品です。筆者は同書において、「日本人は、恋をしたり、愛する人を失ったりすると、その心を俳句や短歌に詠んできた。それは最古の歌集『万葉集』以来、受け継がれてきた心性だ」と述べています。では、『万葉集』の中で、人を恋しいと思う気持ちはどう歌われているのでしょうか?さらに時代を遡ると、それらの歌のルーツはどのようなものだったのでしょうか?同書は、今も歌垣で恋歌を、葬儀で挽歌を歌う中国少数民族の歌文化にその原型を求め、日本人の抒情表現の本質を明らかにした貴重な一冊です。