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大江健三郎全小説全解説
著者 尾崎 真理子
新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。大江健三郎全小説...
大江健三郎全小説全解説
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大江健三郎全小説全解説
商品説明
新聞記者として長年大江健三郎を取材してきた著者による、わかりやすい大江健三郎入門書。『大江健三郎全小説』(全15巻)を通して書かれた解説を一冊にまとめる。大江健三郎全小説のあらすじから説き起こしつつ、個々の作品発表当時の文芸批評家による主要評論に言及、その作品がどのように受容されてきたかを論じる。またときに作家へのインタビューを引用しながら作品の意義を明らかにする。大江文学がどのように生まれ、どのように読まれ、さらにこれからどのような研究課題がありえるのかを総合的・俯瞰的に論じた大江評論の決定版。
目次
はじめに
よろしい、僕は地獄に行こう!
惨憺たる青年たち
封印は解かれ、ここから新たに始まる
復元された父の肖像
神話としての「個人的な体験」
知と懐かしさの容れ物として
ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
果てしなく多義的な偽史をめざす
アメリカの影が差す女性たち
予戒としての近未来SF
青年の夢想と酷たらしさ
世紀末に集中した「魂のこと」
再びの「カラマーゾフ万歳!」
永遠のモラリスト、伊丹十三
「晩年のスタイル」こそ苛烈に
大江健三郎年譜
『大江健三郎全小説』収録作リスト
文献一覧
索引
目次
- はじめに
- よろしい、僕は地獄に行こう!
- 惨憺たる青年たち
- 封印は解かれ、ここから新たに始まる
- 復元された父の肖像
- 神話としての「個人的な体験」
- 知と懐かしさの容れ物として
- ノーベル賞はいかにしてもたらされたか
- 果てしなく多義的な偽史をめざす
- アメリカの影が差す女性たち
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紙の本
大江の全体像がつかめる
2021/07/29 22:59
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ichikawan - この投稿者のレビュー一覧を見る
「大江健三郎全小説全解説」に付されていた解説をまとめたもの。尾崎真理子は長年大江を直接取材する関係にあるだけに深く読み込まれており、また村上春樹をはじめ様々な作家との比較検討もなされている。
電子書籍
作品集本体を読まない人向けでは
2024/02/02 01:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞の文化部記者として長く勤めた著者が、
大江健三郎全小説の全15巻の
一冊一冊に寄せた解説をまとめて書籍に
したものの電子書籍版です。
紙の本
作品集本体を読まない人向け、 ということでしょうか
2024/02/02 01:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞の文化部記者として長く勤めた著者が、
大江健三郎全小説の全15巻の
一冊一冊に寄せた解説をまとめて書籍に
したものです。