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鬼と人と 下巻
著者 堺屋太一
「光秀はただの人じゃ、所詮、ただの人じゃ」とつぶやく信長と、「信長様は、過去の功績も人事の情もお感じにならないらしい。人を金銭道具と同様に、ただその日その時の役立ちだけで...
鬼と人と 下巻
鬼と人と 信長と光秀 下巻 (PHP文庫)
商品説明
「光秀はただの人じゃ、所詮、ただの人じゃ」とつぶやく信長と、「信長様は、過去の功績も人事の情もお感じにならないらしい。人を金銭道具と同様に、ただその日その時の役立ちだけで見られるお方なのだ」と嘆く光秀。摩訶不思議な人間の心情が交互に錯綜し、ストーリーはいよいよクライマックスへ……。主を倒せば、はたして天下がとれるのか。永遠の課題の答えは史実のなかにある。
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最後のセリフが効果的
2021/06/13 17:52
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
信長と光秀のお互いの独白でストーリーを進めてゆくという構成は読んでいてとても面白いし、物事を両面から見る という目的に適した手法である。作者の狙いは最後の「いかがいたしましょうや」を読者に印象づけることにあったのだろうし、十二分に成功していると思う。