0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:シーラカンス検査員 - この投稿者のレビュー一覧を見る
【ネタバレあり】
全ページフルカラー、「恋に落ちる」「恋に破れる」「恋に溺れる」「恋に笑う」「恋いこがれる」「恋に狂う」。
恋にまつわる感情を6に分けてそれぞれにあった都々逸を美麗なイラストと解説を楽しめる一冊。
100年を超えても理解できる強い想いに読めて良かったと思いました、思わず読む手を止めて何度も繰り返し頭の中で読み返してしまうような詩もあり個人的に大満足です。
1日ひとつ、じっくり読み進みたい
2020/06/30 23:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:129 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もともと都々逸が好きなのですが、それといとうあつきさんのイラストのコラボレーションが本当にすばらしいです。
古めかしい言葉ながら普遍的な感情をうたう都都逸に、現代語訳(解釈)と、現代的なイメージイラストをがおどろくほどよく馴染み、新鮮な印象です。
雰囲気は最高の都々逸の本
2023/05/30 01:50
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まいみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
都々逸の作者も分かるものは表記し、下部に解説を書いて分かりやすく都々逸を読めるようになってます。
必ず都々逸1節事に左ページにいとうあつきさんの素敵なイラストが添えられており、ぼんやりながめても楽しい1冊です。
ただ都々逸の解説文が、現代人には分かり辛い語句をちゃんと説明しているものもあれば、説明なしで感覚的な解説だけのものもあり、解説の質に差があるように思いました。
索引もありますが、いとうあつきさんのイラストしか載ってないので、都々逸の索引には不向きです。
雰囲気はとても良いのですが、所々が惜しい1冊です。
投稿元:
レビューを見る
恋にまつわる都々逸を多数収録
いとうあつき氏の挿し絵は、異性愛だけじゃなく見えるようにあえて描いてるのかな・・・時代だな・・・
投稿元:
レビューを見る
みなさん、都々逸(どどいつ)をご存じでしょうか?
俳句や短歌とは違い『7・7・7・5』形式の唄です。
この本では、恋の都々逸が現代解釈と可愛らしいイラストと共に収録されている。
好きな人を想う気持ち、あぁ…こうなったらいいのにと願う。
こんなにも伝えるのは難しい。
恋のドキドキと切なさ共感する唄がたくさん。
わかるー!という唄がたくさん!
恋ってそういうものだよね!
美しい…
投稿元:
レビューを見る
恋する気持ちは時空を超えて。
都々逸を集め、イメージイラストをつけた本。詩集のように読める。都々逸は江戸時代の終わりから明治時代にかけて歌われたものというが、現代でも共感できるものがたくさんある。百人一首などの和歌で歌われる心情が、古典に描かれた悩みや苦しみが、自分のもののように響いてくるのと同じように、都々逸もまた時代を超えて共通する心を歌っている。
新型コロナウイルス関連の感染症対策で、外に出られず、逢いたい人にも会えない今こそ読んでほしい。
投稿元:
レビューを見る
表紙のロゴのデザインが気になるーと思って買った
今の若い世代は現代短歌のが面白いかも…
それでも都々逸という存在(名前)を知れたことが大きい。
また新しい世界が広がりましたー
投稿元:
レビューを見る
絵も文字も美しすぎてじわじわと言葉を味わいながら読むことが出来た。挿し絵の演出のおかげでかなり浸れる。綺麗な言葉をリズムよく味わえる快感がすごい。とても幸せ。索引もオシャレ。眺めてるだけで癒される索引は初めて。
投稿元:
レビューを見る
恋愛にまつわる都々逸60作品。
俳句や短歌と同じように決まった文字数で心情を唄う都々逸も好きだなあ。
長ったらしい口説き文句より「好き」の一言が刺さるように、短いからこそストレートに伝わってくる26文字。
唄に添えられたイラストがよりいっそう想像を掻き立てる。
投稿元:
レビューを見る
表紙のイラストと、ラブレターと言う言葉に惹かれて手に取りました。26文字のラブレター。都々逸って知識としては知っていたけれど、読んだことなかったなぁと思い手に取りました。
帯にも紹介されている「恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす」もそういえば聞いたことあるなぁの程度でした。「三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい」は有名ですね。
実はこちらの本読むとき自然と本文すべて声に出して読んでいました。ひねりがきいてどきっとしますし、だからといって自然体の中にもユーモアたっぷりな表現もあって。独特のリズムですね。
江戸末期から明治にかけて流行した都々逸。恋愛にまつわる60作品と言うことで素敵なイラストとともに紹介されています。恋に落ちる、恋に破れる、恋に溺れる、恋に笑う、恋こがれる、恋に狂う
人によって、開くページは違うかもしれませんが、今も昔も恋に惑うのは変わりませんね。
イラストの索引も付いているので、心惹かれたイラストから見るのもいいかもしれませんね。
投稿元:
レビューを見る
とても面白かったです。都々逸のリズムが良く、また言葉使いもキュンと来るものばかり。ロマンティックなものが好きな人は絶対好きだと思います。
投稿元:
レビューを見る
都都逸とあって言葉のリズムが小気味よく、また心に浮かぶ情景がなんとも乙な一冊でした。
心が弾むような歌もあれば、物悲しい気持ちを表現した歌もあり、まるで感情を色にしてパレットに並べたようなもので読んでいて楽しかったです。
投稿元:
レビューを見る
恋は人間が振り回されるのに持ってこいのもので、あらゆる方向に傾く心は文学や芸術やで表現しまくれる計り知れない力を持ってるなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
イラストが綺麗で、すごくよかった!
図書室でふと見つけて、表紙に惹かれて手に取りました。文章量は少なく、解説も少し触れる程度なので自由に都々逸を解釈できて良いなと感じた。
あまり本を読まない人でもとっつきやすいと思います。
投稿元:
レビューを見る
「散切り頭を叩いてみれば文明開化の音がする」
この有名な一節のように「7・7・7・5」の形式で詠まれる都々逸(どどいつ)。
「26文字のラブレター」とあるように恋の唄ばかりの一冊。
リズミカルでシンプルな表現が、ストレートに響きます。
今も昔も恋する心は変わらないなとしみじみ感じました。
イラストがキラキラしていてとても綺麗。