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投稿者:いのぜい - この投稿者のレビュー一覧を見る
最初はよくわからなかったが、読み進むうちに。なる程と理解が出来るようになった。
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<目次>
はじめに 5年後の未来はこの11社が決定づける
第1部 2025年はどうなっているのか
第1章 世界最先端11社の思惑と3つのメガトレンド
第2章 11社がつくるメガトレンド①~業種の壁崩壊とコングロマリット化の再来
第3章 11社がつくるメガトレンド②~ハードでもソフトでもなく”体験”が軸になる
第4章 11社がつくるメガトレンド③~データを制するものが未来を制す
第2部 2025年を生き抜く処方箋
第1章 5年後に破壊される企業、台頭する企業
第2章 5年後、あなたの仕事はこう変わる
<内容>
「はじめに」が小説的に2025年を紹介。以降、GAFAを中心とした企業の思惑や製品の紹介が続く。5年後にここまで行くのだろうか?と思うが、著者の筆にかかると真実味が高まる。ついていけるのかが心配だが、少なくとも10年後にはこうなっていそうな、世界が語られる。それもSF的にではなく、現実的にだ…。
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2020年~2025年にかけて世界に大きな影響を及ぼすであろう企業について解説した一冊。取り上げられる企業はGoogle、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft、Netflix、テスラ、クラウドストライク、ロビンフッド、インポッシブル・フーズ、ショッピファイとほぼすべてがアメリカの企業(中国の企業は該当せず)。キーワードはハード+ソフト+情報で、今後生き残る企業はこの3つの要素を兼ね備えた企業だという。冒頭で未来予測の小説が掲載されているが結構リアリティがあった。
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GAFA+Mなどの世界最先端企業11社を分析して、社会のメガトレンドや5年後の未来予測について解説した本。
社会を激変させる破壊的イノベーション企業はGAFA+Mだけではありません。世界を変える11社の最先端企業を知ることで、これからの社会がどう変わるのかを知ることができます。
本書を通して世界最先端企業の姿だけでなく、破壊的なイノベーションが社会にどう影響するのかまで知ることができます。
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そう遠くない未来の世界。実現されそうなテクノロジーの進化が創造する世界を予測。投資のヒントにもなり、大変面白かったです!
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2025年までにGAFAMを始めとする11社のプラットフォーム企業がどのようなビジネス展開をしていくか、その技術的背景含めをわかりやすくかつ大胆に予測した叙述。
詳細については、スケジュールやビジネスのあり方は実際には異なってくるのもあると思うが、方向性としては参考になる。
巻末に当面、必要となる5つのスキルが示されている。
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データ活用の重要性とそれを利用しない企業は淘汰されていく。世の中は確実にテクノロジーの進化とともに刻々と変わりつつあり、また、これからもテクノロジーの進化と利用の仕方次第で我々の生活は大きく変わっていく。この事実を素直に受け止め、今、何をすべきか、を考え行動に移したい。
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著者の語っていたショッピファイなどの近年台頭してきた企業についてのネット記事がきっかけで本書を購入しました。
同著者の別作を読んでいたので内容については被っている部分が多少ありましたが、本著で紹介する11の企業がいかにテクノロジーを駆使しつつ業界を走っているか簡潔に分かりやすく理解できました。
わりとテレビで見かける大雑把な未来観でなく直近数年間の未来を具体的に予測しているので実態が掴みやすいと思いました。
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本日は令和2年(2020)も押し詰まった12月29日ですが、あと4年後の2025年について何が予想できるでしょうか。
確実なのは私の年齢が還暦を迎えており、私が社会人になった頃には、定年を迎えて年金暮らしと思われていたた年齢に到達していることです。この30年で状況が代わり、年金支給は65歳から、働くのもそれまでかそれより長くと言われているような気がしますが。。
4年後には流石にコロナは終息していているとは思いますが、2019年迄の生活とは異なっているものになっていることでしょう。在宅勤務をする人が増えて、オフィスも消滅か移転している可能性もあります。私が勤務する日本支社はまだあるのか、中国支店の一部署になる可能性もあります。
この本で解説されているように、今勢いのある会社が、戦後の日本を引っ張ってきた会社と入れ替わるどころか、今はまだ小さい会社が4年後には想像もできない成長をしている可能性は十分にあります。
歴史が動く、枠組み(パラダイム)が変わる4年間になると思います。私の社会人生活の終盤は、ある意味面白い展開になることでしょう。時代に争うこともなく、でも流されるままでもない、自分で納得して選択した道を見つけるべく私の勝負の4年間だと認識しました。
以下は気になったポイントです。
・業界を破壊するようなイノベーションは、テクノロジー界隈で起きやすい。そうして生まれたベンチャーは簡単にピボット(方向転換)し、業界を超える特徴を持ち合わせて、短期間で大きく成長する。GAFAがそうで、シリコンバレーではそれに続くベンチャーがこの瞬間も次々と生まれ続けている(p30)
・Googleはアマゾンと同じく最短で知りたい情報にアクセスしてもらいたいので、トップページは驚くほどシンプルで広告もない、ヤフーとの違いである。アマゾンエコーというインターフェースとアマゾン保険(ローン)、アマゾンで注目しておくべきトレンドは、この2つ以外にもドローン宅配、自動配達車など控えている(p52)
・マイクロソフトの窮状を救ったのが現CEOのナデラ氏である、モバイル、パソコン、法人、エンドユーザに誰でもどこでも支えるオープンなデバイスやソフトウェアを提供する体制に経営をシフトさせた、サブスクリプションの導入もある。単年1万円ほどの契約に変える代わりに最新の機能を常に備えている、消費者が最終的に払うお金は変わらないが支持されている(p71)
・インポシブル・フーズの作る代替肉は原材料は大豆、牛肉に比べて安い、牛肉であれば3年かかるが、短時間で作れる。温暖化げんいんのメタンガス(牛から出る)も発生しない。有害な化学調味料もなく栄養価もある。この会社の成長に伴い、精肉業界、牛豚の生産者、漁業関係者の仕事は破壊されていく(p83)
・ショッピファイは、企業のECサイト開発・運営を手がけている。ウェブサイトの制作、カード決済の仕組み、売上分析、企業がインターネットで商売をするために必要な専門知識がなければ難しいことを全て代行してくれる。事業者が用意するのはパソコンと画像のみ。ルイビトン、ディズニー、ナイ���、ワークマンなど、これまで楽天やアマゾンを中心としていた企業が次々とショッピファイと組みながら自社のECサイトを充実されている、最近ではウォルマートも組んでいる(p94)
・現在のコングロマリットは、ソフトウェアカンパニーがハードウェアビジネスなどに進出している、その際には買収を積極的にやっている(p107)
・Adobeは大企業病で倒産しかけたが、2011年にサブスクリプションサービスを手がけ、2016年には自社開発で人工知能のテクノロジーを獲得、それまでクリエーターの技量に頼っていた画像、イラストの加工作業を人工知能が自動で行うサービスを提供することで業績を回復した(p120)
・世の中にある自動車の95%は普段は利用されていない、この動いていない時間を自動運転技術を活用してタクシーとして利用するのがロボタクシーである。タクシーの運賃の7割が人件費なので、ロボタクシーなら700円くらいが200円で乗れるようになる(p147)
・コマツは無人運転を行っている、ダンプやパワーシャベルの自動・無人化も進めている。土の属性や形状により掘り方を調整する、いわゆる熟練オペレーターの運転技術を身につけた人工知能を搭載する予定である。(p155)
・ハードとソフトがあるのは当たり前、その上で顧客にどのような価値を提供できるのか=体験が、革命の基点となっている。アマゾンは、アマゾンエコーというハード、アレクサというソフトウェア、AWSというクラウドサービス、こうして体験を提供している(p169)そのために、最近台頭しているのがSaaS(サース)顧客に必要な分だけのソフトウェアを提供する(p169)
・2025年には間に合わないかもだが、2030年には実現するかもしれない、ニューラリンクがある。頭の中で考えたことをコンピュータが自動的に読み取り、実行してくれる。例えば、テレビをつけてと念じるだけで、スイッチがオンになる(p199)
・出発点が電気自動車、エンジンモータであったテスラと、ガソリンエンジンを搭載していた旧来の自動車メーカとの差は大きい。テスラはデータを獲得するためのプラットフォームを用意していた。テスラの場合、試験車両は100万台もある(p225)
・リースはただ貸しているだけ、一方、サブスクリプションは顧客に最良の価値を提供し続けることがサービスの本質であり、データを取得することに重きが置かれる(p234)
・サブスクリプションが合う業界は、顧客を一人増やしてもコストが増えない(p232)合わない業界は、摩耗する業界、摩耗とは、ハードが時間の経過とともに劣化していく。不動産、自動車、家具。スマートフォンなど(p237)
・2025年に必要な5つのスキル、1)英語、2)ファイナンス(証券アナリスト)、3)データサイエンス(ディープラーニング)、4)プログラミング(パイソン)、5)ビジネスモデルが読める(p260)
・好きなこと、得意なこと、社会からの報酬が高いこと、この3つが重なるようにする(p268)
・弱く繋がっていることが重要、定期的に情報提供を行う、久しぶりに連絡を取った際には、そういったこまめ���やり取りが効果を発揮する(p275)
2020年12月29日作成
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データを制するものが、勝つ。
データを握ることで、顧客に体験を届けられる。
データをとるために、
ハードもソフトもサービスも提供することが
求められ、コングロマリット化する。
そして、どこで、稼いでもよくなるために、
ビジネスはより複雑化する。
という本論もいいが、
インポッシブルフーズという、
大豆から、肉の味、食感をつくる
会社も、面白いなぁ、と思った、
未来を創る側にたちたいと思わせてくれる本。
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中田敦彦のYou Tube大学を見てから読みました。
今後の世界を制する企業。日本の企業が入っていないのは残念ですが、著者のような素敵な人が日本人としているので、様々な知恵を取り組んで世界に負けない国になってほしいと感じました。
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2025年に向けての3つのメガトレンドと、2025年を制覇する11社の破壊的企業(FAANG+m、テスラ、インポッシブルフーズ、ロビンフッド、クラウドストライク、ショッピファイ)が、どのような未来を創り出すのか紹介した本。序章の未来の日常の話はかなり具体的かつ衝撃的で、そこを読むだけでも価値があると思います。
ベンチャーキャピタルの著者の立場から、たった4年後とは思えない、具体的で、肌で感じられる未来像がこの本の中にあります。
具体的に11社が取り組んでいる未来は以下である。
1.テスラ 1000km/hrのリニア(ハイパーループ)、POWERWALL(太陽光発電サブスク)、ロボタクシー
2.インポッシブルフーズ 肉肉しい大豆ミート
3.ロビンフッド 手数料無料の証券取引、魅力的なUI
4.クラウドストライク クラウドからセキュリティ担保、BYOD(Bring Your Own Dvice)の実現
5.ショッピファイ ECサイト立ち上げサポート
6.Google 検索の先へ
7.Amazon アレクサ街へ、自動配送、保険、ホテル
8.Facebook ホライゾン(アバターのSNS)
9.Apple Appleカード、五感の占拠(ウォッチ、AirPods、グラス)
10.Netflix マルチエンディング
11. マイクロソフト スマートシティOS
メガトレンドとしては、以下3つ。
1.業界の壁崩壊とコングロマリットの再来
→従来の資源の再配分、リスク分散を目的としたコングロマリットではなく、データで連携したコングロマリット。ハードからソフトではなく、ソフトからハード(AMAZON fire、アレクサ、Googleエコーなど)
2.ハードでもソフトでもなく、体験が軸になる
→アマゾン の徹底した顧客ファーストからよりきめ細やかでパーソナライズしたレコメンデーション、
スタイリッシュなデザインのAppleカードを持つというステータスなど。
3.データを制す者が未来を制す
→クラウド化により、ハイスペックのハードが不要に。流通やサプライチェーンはネットで代替。資金はベンチャーキャピタルや投資家。
利益ゼロでもユーザーとのタッチポイントを増やしてあらゆるデータを集めて、他で稼ぐことも可能(例えば赤字覚悟でAmazonマンションをやってユーザーデータを集め、ECで稼ぐなど)
著者の2025年におすすめなスキルは以下4つ。
1.英語→英語での情報にも触れるため
2.ファイナンス→アイディア実験のため
3.データサイエンス/プログラミング→何が出来るか基礎は理解しておく
4.ビジネスモデルが読める→どこで企業が稼いでいるのか、稼げるのか。
大手企業の資金力や従業員、生産設備などは変化の激しい世界では足かせになる場合もある。大企業が生き残るためには、新しい技術トレンドにアンテナを高くし、新技術を積極的に取り入れ、場合によっては機動力の高い別組織を作り、変化のサイクルを回していくことが必要だと思いました。
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金融・テクノロジーに精通しているベンチャーキャピタリストである筆者が5年後の未来を牽引するであろう11社をpick upし、共通する3つのメガトレンドとその本質、実現されるであろう未来の予想、そのトレンドの中で生き残る為の処方箋を筆者の視点で展開している。これから起こる変化の本質を理解するために必要な切り口を得ることができる。
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常に学び「タグ」を増やす。
新しい情報、トレンドにアンテナを張り、学ぶ。その姿勢が、2025年以降も生き残るポイント。
スペシャリストまでとはいわず、一定レベルの情報やノウハウを知っておくことが大事。
“ビジネスモデルが読める”
私たちの身の回りで使われているサービスが、どのような構造になっていて、どうやって利益を得ているのか。
サブスクだとか、ウェブサービスだとか。
何もかもが自分の事業に当てはめて考えられるわけではないけど。正直考えるのすら苦しいけど。
それでも、“考え方”は取り入れることはできる。
頭の片隅におきつつ、対応可能な線を探すのもありだなあ。
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1/17(日) 先輩におすすめされたのと株式投資の参考に購読。
必ずしも作者の予想通りに進むとは思わないが、今のテクノロジーの潮流がなんとなく把握できた。
そして、改めて自分の働き方を見直すきっかけになった。淘汰される側の業界にいるのでやばい。