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疑薬
著者 鏑木 蓮
十年前に失明した母と暮らす生稲怜花は、ある日矢島という記者に声をかけられる。老人ホームで起きたインフルエンザの集団感染。その死亡者に処方されていたのは、母の治療に使われた...
疑薬
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疑薬 (講談社文庫)
商品説明
十年前に失明した母と暮らす生稲怜花は、ある日矢島という記者に声をかけられる。
老人ホームで起きたインフルエンザの集団感染。その死亡者に処方されていたのは、母の治療に使われたのと同じ新薬「シキミリンβ」だというのだ。
母の失明の原因は――まさか。
乱歩賞作家が描く、製薬会社やマスコミ、数多の謀略が交差する圧巻のミステリー。
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疑薬
2021/05/29 11:23
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投稿者:なみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
新聞記者の矢島が、老人ホームで薬害による死亡者が出たと、どうして突き止めたのかが、よく分からなかった。それを怜花の母親の、10年前の失明と結び付けたのもすごいし、10年間、他に事故が起こっていなかったのも不思議。
三品院長も、理解できない人だった。大きな企みがあるのか、理想主義なのか、名誉第一なのか、最後まで分からなかった。それが狙いなのかも知れないが。
途中、中だるみしがちだったが、最後に辻褄合わせのように、一気に話がまとまった印象だった。