電子書籍
虎人と亀人のある愛の詩~天虎界異聞~
「……馬鹿か、おまえは」「自分でもそう想いますが……好きになってしまったものは仕方ない」虎王アーリレディンの寵妃ジュダルは、後宮の庭で薄い本を拾う。これは、虎王の側近ドラ...
虎人と亀人のある愛の詩~天虎界異聞~
商品説明
「……馬鹿か、おまえは」
「自分でもそう想いますが……好きになってしまったものは仕方ない」
虎王アーリレディンの寵妃ジュダルは、後宮の庭で薄い本を拾う。これは、虎王の側近ドライド・ナジャブと、王室特別顧問ワン・シーハンのある愛の物語――。
虎王アーリレディンの寵妃ジュダル・イスハークは、後宮の奥庭で一冊の「薄い本」を拾う。書き人知らずとある本のタイトルは『虎王一の側近ドライド・ナジャブと王室特別顧問ワン・シーハンの真実の愛』。そこには想像を超える世界が広がっていた――。天亀界から遣わされたワン・シーハン、その人は溜息をつくほどに美しく、しかし瞳は空っぽだった。物を見るような目で見られ苛立ちをおぼえるドライド。けれどやがて、ワン・シーハンを巡る不穏な噂を聞きつけ……『虎王の秘め事~天虎界綺譚~』番外編! 本編キャララフを特別収録。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
薄いけど濃ゆい作中作
2021/01/18 23:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kurage - この投稿者のレビュー一覧を見る
「虎王の秘め事」のサブキャラのスピンオフですが、これだけでも十分楽しめます。
劇中劇というか、小説の中で小説を読んでいるので作中作ですね。
虎人の中では冷静な方のドライドが、亀人のシーハンの普段見せる顔とのギャップというか、危うさに魅かれて、だんだん冷静ではいられなくなっていくのがよかったです。
薄いけどなかなか濃ゆいシーハン様の過去と恋愛事情…。
でも作中作なので、もろもろのシーンは薄い本の作者が想像をたくましくさせたんだよね…っていうのもなんだか不思議な味わいで面白かったです。
本の落とし主が慌てて取りに戻ってくるシーンにくすっとしてしまいました。
私も鳳人がどんな感じなのか気になります!西洋風なのかな…?
電子書籍
作中で薄い本を読む体験
2021/01/08 07:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小梅 - この投稿者のレビュー一覧を見る
薄い本。堪能させていただきました。とっても濃い中身が充実した厚い(熱い)本でした。これ事実なのか架空のお話なのかとっても気になりますが、薄い本の存在が二人にバレて、作者許すまじと憤るドライドと面白がるシーハンを見てみたい。面白かった〜。この二人のやりとりは、まだまだずっと見ていたいです。
ジュダルには刺激が強かったようですが、夢中になって読んでるジュダル可愛かった〜。相変わらずアンリとラブラブで良き。
そして気になる鳳人。どんなお姿なんだろう。気になる〜。