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家族と社会が壊れるとき
「不平等の世界」に、私たちは何をすべきか貧困や差別に苦しむ家族や人々といった、社会の見過ごされがちな側面を一貫して撮り続けてきた二人の映画監督。彼らの目に、不寛容・不平等...
家族と社会が壊れるとき
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家族と社会が壊れるとき (NHK出版新書)
商品説明
「不平等の世界」に、私たちは何をすべきか
貧困や差別に苦しむ家族や人々といった、社会の見過ごされがちな側面を一貫して撮り続けてきた二人の映画監督。彼らの目に、不寛容・不平等の増す世界はどのように見えているのか。コロナ禍で拍車がかかる分断と格差をいかに乗り越るべきか。搾取する側・される側という、単純な二項対立に終わらない複雑な現実の姿を、深い洞察と想像力によって浮かび上がらせた対話と書き下ろしを収載した一冊。
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とても良かった
2021/11/17 20:28
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投稿者:BB - この投稿者のレビュー一覧を見る
日英を代表する映画監督2人が作品に込めた思いが伝わる本書。対談やそれぞれの文章で構成されており、両監督のファンなら、大満足の一冊だ。
社会的弱者や善悪の二元論では語れない人間の弱さや葛藤を描く二人。
作品が発表されると、「犯罪者を擁護するのか」といった批判があったり、貧困は自己責任だといった意見にさらされるのだという。
でも彼らから搾取しているのは誰なのか。
「経済成長」とは何なのか。国家の言う自由とは・・・
両監督の言葉から、物事の本質に目を向ける重要性、それに気付かせる映画・文化の必要性を再認識した。