濃厚で気の抜けない展開!
2016/01/12 21:59
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投稿者:とと - この投稿者のレビュー一覧を見る
3人男の策略にはまり牢に入れられていた男が、自分陥れた男たちに復讐を果たす話。原作は7巻もある超大作なんだけど、かいつまんで読んでみたくてこれをチョイス。上中下の3巻にまとめられているけど、十分、話が濃厚でクオリティ高いです。挫折しそう、と思ったら、まずはこちらから読んでみては。
エドモンが可哀想で気の毒で
2024/08/01 23:53
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生だったか中学生だったか、この本を読んだのは。のちに、この原作に挑戦して読了しましたが、原作完全訳は、すごく長いので3巻くらいのこちらであらすじを知ってから読む事をおすすめします。初めて読んだとき、エドモンが気の毒で可哀想で…
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KiKi が生まれて初めてこの作品に接したのも「三銃士」同様、岩波少年文庫版ではなく「少年少女世界文学全集」の1冊でした。 当時のこの物語のタイトルは「岩窟王」。 その後、学校の図書館で「モンテ・クリスト伯」というタイトルの本を見つけた時、まさか同じ物語であるとは考えもしなかった KiKi はその本を借り、「何だか、どこかで一度読んだことがあるような話だよなぁ・・・・」と思いつつページをめくり、10ページほど読み進んだところでようやく「なんだ、これって岩窟王じゃない!」と確信した・・・・という思い出があります。
同じような経験をしたのがユーゴーの「レ・ミゼラブル」で、こちらも最初に読んだ本のタイトルが「ああ、無情」でその後図書館で見つけた「レ・ミゼラブル」を借りてみて冒頭数ページで「なんだ!」となりました。
当時はこれらが「フランスもの」であるという自覚はなく、ついでに言えば作者が誰かにもさして興味はなく、これらの「洋物」は「翻訳もの」であるということにも考えが及ばなかった(それだけ幼かったわけですが ^^;)のでタイトルだけで本を選んで読んでいたんですよね~。 まあ、子供にそういう勘違いを起こさせるという意味ではあの「和訳タイトル」はいかがなものかと思わないじゃないけれど、とは言いつつもなかなかセンスの良い和訳タイトルだと思います。
(全文はブログにて)
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「少年文庫」だけあって、その言葉一つ一つに惹かれるということはないが、話の面白さは5つ星。
勧善懲悪の話なのか、はたまた主人公に更なる不幸が襲うのか?それが知りたくて、ページをめくる手を止められない面白さ。
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東日本を巨大地震が襲い、
今なお余震や原発のトラブルにおびえる中、
何を支えに生きていけばいいのか立ち止まる日々の中で、
ふと、思春期に読んで深く感動したこの作品を思い出しました。
何十年も経って内容の細部は忘れたのに、
この作品の中の一つの文章が、胸に刻まれたまま
ずっと心の奥深くに残っていてその言葉に導かれるように、
また全巻を再読しました。私が出会いたかった文章は‥
『待つこと、そうして希望を持つこと』。
無実の罪で牢獄へ閉じ込められた主人公が14年の時を経て脱獄し、
自分をおとしめた人々に復讐を計画する物語です。
気も狂うほどの絶望の中でも、くじけない彼の精神力と
紳士的なふるまいは、再読してもなお心を揺さぶられ、
展開に夢中になります。
「復讐」がテーマなのに少年文庫として選ばれ、刊行されたのは、
主人公の考えに人間としての普遍的な感情や
誇り高い意思が読みとれるからではないでしょうか。
登場人物の会話がすべて敬語であることも格調の高さを感じます。
「奴隷」という言葉など、今の時代には
差別用語になる言葉も含まれていますが、
私は竹村猛さんの訳が好きです。
未読の方は図書館で他の訳者のものも見比べて下さい。
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新しい船長として将来を期待される青年エドモン・ダンテス。婚約披露宴の席上で突然逮捕され、地下の牢獄にとじこめられたエドモンは、囚人の神父に導かれてあらゆる教養を身につける。
14年後、脱獄した彼は、モンテ・クリスト伯を名乗り、自分をおとしめた人々への復讐の念に燃えるのだった。
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なんとなく目についたから岩波少年文庫の方で読み始めちゃったんだけど、縮訳だった!!そうだよねー!上中下で終われるはずがないと思ったんだが……
でもこっちで読み始めたから、こっちで全部読んでから完訳で読み直そう…
どうせアタシ一回じゃ話つかめないし!
というわけで読み始めたが、面白いねえ…モンテクリスト伯って名前はしっててもどんな話だか全然知らなかったから、読んでみてこんな話だったのか…と…続きが気になる。
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新しい船長として将来を期待される青年エドモン・ダンテスは、披露宴の席上で突然逮捕され、投獄される。囚人の神父の導きで教養を身につけたダンテスは、脱獄しモンテ・クリスト伯と名乗り復讐を開始する……。
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無実の罪を着せられた「モンテ・クリスト伯」が復讐をするお話だということですが、上中下3巻の上では、まだ復讐準備の段階。
それも、入念に準備しているようで、次の展開が楽しみです。
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性格の悪い御仁が本棚にコレを見つけて大喜びしてました。
勿論「小馬鹿にしたくて」しようがない訳で。
内心、「こいつ等は本を愛する資格ねえよな」って強烈に思いました。
読書のことで人様のことを虚仮にしたいらしくて。
正直「最低だよな」と。果たして趣味の読書に上下とか求めてどーするのさと。
実は私の親族でしたが。まあ俗物そのものでした。
他人をそう言う見方していらっしゃるもんだから、当然周囲には嫌われますよ。
そして彼らの一方的な御高説は皆嫌そうにだーれも聞いていない状態と成り果
てます。
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巌窟王のはじまり。嵌められて投獄されて、中で出会った博識の老人に勉強を教わり、復讐のために脱獄。老人に教えてもらった財宝を手にして、復讐開始。じわじわと外堀を埋めていってます。
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ドラマが始まったので先が知りたくて読み始めました。岩波文庫の方は全7巻あるので、読みやすそうな岩波少年文庫版の方にしました。
三銃士の作者と同じことを初めて知りました。
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翻訳物が苦手な私も少年向けなら何とかなるかもと思い読み始めたら、なんとちょうど良い。。
中学生以上ですってw
中学生くらいから大人向けを読みますよね。うふふー
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全7巻を読破する下読みとして。 あらすじとして青い鳥文庫の岩窟王を読んで見ました。 上中下とあるだけに巌窟王よりも端折ってなく、それなりに楽しくて読みやすい。 なにしろ登場人物の名前が似ていたりで、この程度の物でも相関図は必要。このあたりで作って置くとよいかも。
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いままでなぜ読まなかったのだろうと思ったほど面白い。
あと、場面展開が早すぎるので省略されているのでは、と思わされるとことや、シェイクスピアの登場人物になぞらえるところなどは教養を必要とされ、いつかもう一度きちんと読み直したくなる作品。
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海外文学にありがちな分かりにくい言い回しや表現はあるものの、ワクワクして読めば読む程続きが妙に気になる作品。