- 販売開始日: 2020/12/17
- 出版社: 大和書房
- ISBN:978-4-479-39359-7
やけに植物に詳しい僕の街のスキマ植物図鑑
著者 瀬尾一樹
普段は身近すぎて見過ごしがちな、道ばたの植物の魅力を、Twitterで人気の著者が「やけに詳しく」紹介!▼プロローグ (植物観察の魅力/街中の植物を探しに行こう!/この本...
やけに植物に詳しい僕の街のスキマ植物図鑑
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商品説明
普段は身近すぎて見過ごしがちな、道ばたの植物の魅力を、Twitterで人気の著者が「やけに詳しく」紹介!
▼プロローグ (植物観察の魅力/街中の植物を探しに行こう!/この本の使い方)
▼場所ごと植物図鑑《コンクリートの隙間》 スミレ/ヒメムカシヨモギ/セイヨウタンポポ/コニシキソウ/ヨウシュヤマゴボウ/アカメガシワ/マンネングサの仲間/スベリヒユ/カニクサ/ナガミヒナゲシ/ユウゲショウ/アレチノギク/オオアレチノギク/ニラ/イヌホオズキの仲間/ダンドボロギク/アメリカオニアザミ/ツメクサ/ノミノツヅリ/オランダミミナグサ/イヌコハコベ/タカサゴユリ/オニタビラコ/ノゲシ/オニノゲシ/チチコグサ/チチコグサモドキ/ウラジロチチコグサ/タチチチコグサ/ツタバウンラン/マメグンバイナズナ/イヌガラシ/ハゼラン/エノキ/ヒメツルソバ/エノコログサ/スズメノカタビラ/メヒシバ/オヒシバ/コバンソウ/クサイ
▼コラム 街中推しポイント 街中の植物観察スポット/花の形には意味がある?/猫じゃらしを見分ける/不安定でスリリングな雑草という生き方/冬だからできる植物観察
▼場所ごと植物図鑑《植え込みの隙間》 ゴウシュウアリタソウ/スギナ/クワクサ/カラスビシャク/ツユクサ/ニワゼキショウ/ネジバナ/ハキダメギク/ホトケノザ/ヤハズエンドウ/ヨモギ/ワルナスビ/ヒメオドリコソウ/エノキグサ/ザクロソウ/イヌタデ/ハハコグサ/ノボロギク/カタバミ/オッタチカタバミ/ハコベ/トキワハゼ/コミカンソウ/ナガエコミカンソウ/ナズナ/ミチタネツケバナ/キュウリグサ/ホナガイヌビユ/コゴメガヤツリ/ケヤキ/トウネズミモチ/イヌワラビ
▼コラム 街中推しポイント 光を求めて姿を変える/ひそかに通じ合う菌と植物/変身して街中を生き抜く/虫と植物の深い関係
▼場所ごと植物図鑑《空き地・公園》 アレチヌスビトハギ/オオバコ/ヘラオオバコ/ムラサキカタバミ/ハマスゲ/アメリカフウロ/ヒナタイノコヅチ/オオイヌノフグリ/タチイヌノフグリ/ヤエムグラ/シソ/ハルジオン/ヒメジョオン/セイタカアワダチソウ/ブタナ/ギシギシの仲間/タケニグサ/ヤナギハナガサ/ヤセウツボ/シロツメクサ/クズ/マツバウンラン/メマツヨイグサ/ヤマグワ/ニワウルシ/キリ/メリケンカルカヤ
▼場所ごと植物図鑑《フェンス沿い》 ヤブガラシ/アオツヅラフジ/ツタ/ヒルガオ/ヘクソカズラ/ヤマノイモ/ノブドウ
▼場所ごと植物図鑑《暗くて湿った場所》 イノモトソウ/ヤブソテツの仲間/ノキシノブ/ホウライシダ/ノハカタカラクサ/チドメクサ/ドクダミ
▼コラム 街中推しポイント バッテリーで巧みに生きる街路樹/年輪を読み解く/無駄なく洗練された木のつくり/どこまでも楽しめる植物の世界
▼エピローグ
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小さな植物たち
2022/12/04 04:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ももじろう - この投稿者のレビュー一覧を見る
書店員さん達のおススメ書籍から選んで購入してみた。
普段から庭の雑草を
「厄介だなぁ、、、」と思いながら抜き取っていたけれど、この本を読んだら不思議と愛着が湧いてきた。
ほとんどが見た事があって(田舎暮らし故)、当たり前だろうけど、全てに名前がある。
太古の昔から生きてきた種など、とっても興味深く読み進めている。
足もとの小さな植物達の世界。ワクワクしてきます。
もっとたくさん色々な植物を知りたくなりました。
自宅近辺のみでの生活が続いて「もういやだ」と思っている人に。
2021/03/09 10:38
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルの「やけに詳しい」に「難しいのか」と少しすくみましたが、適度な詳しさでした。単行本の一ページに1つか二つの種類の植物を写真入りで紹介するのですから、文章も短く、完結。その分コラムで少し掘り下げた話を紹介しています。
プロローグだけ読んでも、家から半径100メートルでもこんなにたくさんの植物が見つかるとは驚きです。興味さえ持てればそこにたくさんの「楽しむための素材」がある、ということでもあるでしょう。
例えばタケニグサは世界に2種だけしかない、とありました。夏が近づくとにょっきりと大きく葉を広げる「よく見る」植物ですが、そんな「独特」な種類なのかとわかるとたしかにちょっと見方が変わる気がします。そんな話がたくさん載っています。
「ありふれた世界」にもなにかを見つけられる人は「退屈」にはさようならができる(かも)と思いました。自宅近辺のみでの生活が続いて「もういやだ」と思っている人には助け船になるかも。
ものは言いよう、ではないけど、「ものは見よう」です。