- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2020/12/22
- 出版社: オーム社
- ISBN:978-4-274-22646-5
オノマトペ・マーケティング もふもふからはじめる市場調査・商品開発・販促支援
著者 坂本真樹【著】
※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。ふわふわな感性データをマーケティングに役立てよう!「もっとさらっとした手触りのものがほしい」「もふも...
オノマトペ・マーケティング もふもふからはじめる市場調査・商品開発・販促支援
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
※この電子書籍は紙版書籍のページデザインで制作した固定レイアウトです。
ふわふわな感性データをマーケティングに役立てよう!
「もっとさらっとした手触りのものがほしい」
「もふもふでかわいい」
「こってりしたものが食べたい」
「ほわんとした音が心地いい」
日常的な会話のなかで、こういった表現を使用していませんか?
この「もふもふ」や「ほわん」が「オノマトペ」です。擬音語や擬態語とも呼ばれ、音や状態を形容する表現の1つです。
商品を使用するユーザーは、友人との会話はもちろん、店頭での相談やアンケートの自由記述欄などで、直感的にオノマトペを使っています。しかし、オノマトペのような定性的なデータは、統計的な分析によってマーケティングに役立てることが難しいとされてきました。オノマトペは顧客の素直な声そのものですが、なかなか役立てられていないのが現状です。
現在の市場調査では、統計分析を前提として「硬い-柔らかい」「温かい-冷たい」などの形容詞ごとに、5~10段階程度の選択肢のうち、どの段階が当てはまるかで答えてもらうアンケート(SD法)がよく使われています。
馴染みのある調査形式ですが、私たちは「このタオル、柔らかさは2で温かさは3くらいだね」と判断して生活しているわけではありません。日常的には、「このタオル、ふわふわだね」など、オノマトペで直感的に対象を表現しています。このオノマトペを分析できれば、より深く顧客のニーズを探ることができるはずです。
本書では、オノマトペを定量的に分析し、ビジネスに役立てるしくみを紹介します。
具体的には、オノマトペを数値に変化するしくみの紹介からはじまり、それをもとにした市場調査、ポジショニングマップによる可視化、商品開発、ネーミングやキャッチコピーの生成、パッケージデザインのキーカラー選定などを、実例を交えて紹介していきます。
◎こんな方におすすめ
本書の内容はマーケティングの全工程に関わるので、以下のような方々におすすめです。
・市場調査や販売戦略などに携わる、企業のマーケター
・商品の開発や改良に携わる、企業の製造担当者
・商品の企画、広報、販促などに携わる、企業の担当者
消費者の直感的な評価をそのままマーケティングに活かせれば、より需要の高い商品を生み出すことができます。オノマトペを使った新しいマーケティングの形を、ぜひ覗いてみてください。
Chapter 1 オノマトペ×マーケティングが秘める可能性
Chapter 2 オノマトペで市場調査してみよう
Chapter 3 オノマトペでニーズを可視化してみよう
Chapter 4 オノマトペで感じかたの個人差を捉えよう
Chapter 5 オノマトペで商品開発してみよう
Chapter 6 オノマトペで販売促進してみよう
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