別子太平記上 愛媛新居浜別子銅山物語
著者 井川香四郎
江戸時代、五代将軍徳川綱吉の治世。伊予国新居郡の南にある別子山で、銅が発掘された。その情報を得た側用人の柳沢保明は、逼迫する幕府の財政を改善するために、銅山の開発を勘定頭...
別子太平記上 愛媛新居浜別子銅山物語
商品説明
江戸時代、五代将軍徳川綱吉の治世。
伊予国新居郡の南にある別子山で、銅が発掘された。
その情報を得た側用人の柳沢保明は、逼迫する幕府の財政を改善するために、
銅山の開発を勘定頭差添役の荻原重秀に命じた。
彼は諸国の鉱山を歩き廻った後藤覚右衛門を、代官に任じる。
後藤は、大坂の豪商・住友の分家で、銅業を営んでいた「泉屋」に協力を仰いだ。
それが、二百八十三年にわたり、日本の近代化を支えることになる別子銅山の歴史の始まりだった。
愛媛新居浜で、別子銅山とともに生きた人々を描く歴史巨篇。
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