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青天を衝け 一
著者 大森 美香(作) , 豊田 美加(ノベライズ)
大河ドラマ「青天を衝け」完全小説版、渋沢栄一の青春時代を描く第1巻いよいよ刊行!「虐げられる身分のままでは終われない。俺は、武士になる!」武蔵国血洗島村(現・埼玉県深谷市...
青天を衝け 一
青天を衝け 1
商品説明
大河ドラマ「青天を衝け」完全小説版、渋沢栄一の青春時代を描く第1巻いよいよ刊行!
「虐げられる身分のままでは終われない。俺は、武士になる!」
武蔵国血洗島村(現・埼玉県深谷市)、藍染めの原料となる藍玉作りと養蚕を営む富農の家に生まれた主人公・渋沢栄一は、頭の回転は早いが、大人や権力に物おじしない“やんちゃ坊主”に育つ。商才に長けた父の背中に学び、商売のおもしろさに目覚めていく栄一だったが、17歳の頃、人生を変える最初の事件が起こる――。
幕末から明治へ、時代に翻弄され挫折を繰り返しながらも、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢栄一の、熱き青春の日々がここに始まる!
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紙の本
大河ドラマに原作がある意味。
2021/07/21 22:29
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
久しぶりに好きなテーマで描かれる大河ドラマ。小説バージョンが出ているのを知ってさっそく、読む。録画されているドラマを観返しつつ、それに併せて本書を読み進むという楽しみ方をしている。小説版を読んで、確認できたこのドラマの面白さの理由は、豪農の子とはいえ、庶民の眼で見た幕末、徳川から見た幕末という視点が興味深いから。これまでの大河が、主人公の側にある、戦闘や死を美化しがちであったことが、私の中で実は大きな疑問だったことにも気づく。公共放送で描くドラマって、この大河ドラマのように、権力者ではなく庶民を主人公にしてゆくべきであり、戦闘シーンを美化肯定する描き方なら、戦国と幕末の繰り返しは、もう古いのではと思った。