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追懐の筆 百鬼園追悼文集
著者 内田百けん 著
師の臨終に立ち会い号泣し、奇禍に倒れた友の事故の様子を丹念に取材し記し、幽霊でも良いから夢に出てこいと弟子へ呼びかける。夏目漱石、芥川龍之介、鈴木三重吉ら一門の文学者から...
追懐の筆 百鬼園追悼文集
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追懐の筆 百鬼園追悼文集 (中公文庫)
商品説明
師の臨終に立ち会い号泣し、奇禍に倒れた友の事故の様子を丹念に取材し記し、幽霊でも良いから夢に出てこいと弟子へ呼びかける。夏目漱石、芥川龍之介、鈴木三重吉ら一門の文学者から、親友宮城道雄、教え子、飼い猫クルツまで。哀惜をこめてその死を嘆き、思い出を綴る追悼文集。〈解説〉森まゆみ
(目次より)
I
漱石先生臨終記/湖南の扇/亀鳴くや/花袋追慕/花袋忌の雨/寺田寅彦博士/御冥福を祈る/鈴木三重吉氏の事/四谷左門町/酒徒太宰治に手向く/黒い緋鯉/草平さんの幽霊/青葉しげれる/薤露蒿里の歌/舞台の幽霊/追悼句集
II
朝雨/「臨時停車」より/東海道刈谷駅/「つはぶきの花」/宮城会演奏プログラム口上一束/ピールカマンチヤン/「新残夢三昧」より
III
鷄蘇仏/破軍星/空中分解/アヂンコート/片山敏彦君
解説 森まゆみ
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紙の本
内田百けん氏が哀惜をこめて思い出を綴った追悼文集です。
2021/04/01 11:05
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、大正から昭和にかけて活躍され、『冥途』、『旅順入城式』、『南山寿』、『贋作吾輩は猫である』、『実説艸平記』、『阿房列車』などの小説や、独自のユーモア溢れる随筆『百鬼園日記帖』、『御馳走帖』、『新方丈記』、『百鬼園随筆』、『ノラや』などを残された内田百けん氏による作品です。同書は、師の臨終に立ち会い号泣し、奇禍に倒れた友の事故の様子を丹念に取材し記し、幽霊でも良いから夢に出てこいと弟子へ呼びかけるという内容です。夏目漱石氏、芥川龍之介氏、鈴木三重吉氏ら一門の文学者から、親友宮城道雄氏、教え子、飼い猫クルツまでが登場してきます。その死を嘆き、哀惜をこめて思い出を綴る追悼文集です。