電子書籍
東大より難しい?
2022/07/08 22:13
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
ある意味では……東大より難しい東京藝大……。東京藝大の方が、入学が大変というお話は、浪人生の間ではもちろん、世間にも、まかり通っていますが……。その最高峰の芸術大学・東京藝術大学。裏話をはじめ、これは……を。
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投稿者:まんまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
大学受験すらしたことないから紙袋にそんな色んな感情がわくなんて、、なんかすごい伝わりました。リアルなものがたりを知れました。
紙の本
どろどろの感情が赤裸々に
2021/07/27 19:03
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投稿者:たけとり - この投稿者のレビュー一覧を見る
Twitterで「描き下ろしがない」と言われた作者の発言がパズってたのがきっかけで知ったので。Twitterで読んだけど面白かったのと、入学後も連載が続いていたので購入。
描き下ろしあるじゃん…漫画じゃなくて、背景書き直しや必要な道具の解説コラム的な感じの一点イラストだけど。
芸術関係は守備範囲外だけど、ふつうの大学と何もかも違うから一般的な思考しか持っていない友人の発言はどうかなーと思うし、作者はお金がなくてこういう展開だったけど、結局ちゃんと受験にお金をかけた方が早く終わるというのがよく分かる…
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美大受験はお金がかかる。金銭的に余裕のない家庭の受験体験記は初めて読んだ。ここまで努力できる勇敢な作者の実体験は多くの同じような境遇の受験生、受験しようか迷っている者たちの光となる。高校生や中学生にオススメしたい。
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なんとなく生きてきた私にとって、若いうちからひたすら自己と向き合うことを選べた人たちを不思議に思う。同じ世界を生きているけど、私とは世界の見方が違うかもしれない。普通に読めるけど、普通ではない人の受験体験記。努力出来る才能を羨ましく思います。
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「見た人の気持ちを動かすようなものー」
終わりの方のコマで書かれる言葉です。
わたしはこの作品に本当に心を動かされました。
私もずっとずっとやりたい仕事に就いたけど、
かなり後発なので、このコロナでは大打撃。
もっと早くにこの世界に辿り着いた
スキルの高い若い感性の中でもがいていたのに、
またこれか。。。という気分です。
それがこの作品の主人公が、
長い受験期間にうまく行ったりいかなかったのと、
めちゃくちゃ重なりました。
この作品は本当に共感したので、作者の方が
より自分が表現したい場所で
活躍されていることを心から願います。
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表紙買い大成功。
情熱と狂気は紙一重。二十歳そこそこで人生をかける選択をすると言うのは、相当シンドいンだなぁ。
狂おしく、精神が削れる漫画だが、だからこそ美しい。
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浪人は当たり前と言われる最高峰の芸術大学・東京藝術大学。
予備校も全期間ではなくバイトして資金を貯めて行ける範囲で通う。
勉強も予備校の模試を利用して図書館で学ぶ。
同級生は未来へ進み、予備校仲間も進路を決めていく。
多浪する上でのモチベーションを保つのがどれだけ大変なことなのか。
出てくる人物は皆希望を叶えたが、諦めた人の方がはるかに多いのかもしれない。
「つづく」とあったので、学生生活編もあるのかな。
それにしても、実技は合格点だったのに筆記で落ちたのはもったいなかった。
勉強も実技も鍛え上げなければならない芸術系は大変だな。
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しばしば「東京大学」と入学の難易度で比較される「東京藝術大学」を受験する話です。
難易度にこだわるなら、求められる才能が異なるので、何を比較すればいいのか分からないですが、
正解がないものと、正解があるものであれば、ないものの方が難しいと思うので、
私の判定では迷いなく「東京藝術大学」に軍配が上がります。
あららぎ菜名さんは、美術学部デザイン科を目指し、三浪の末やっと合格します。
3年以上も前に読んだ『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』が面白かったので、藝大を受ける人ってどんな受験勉強(実技訓練)をしているのかな?くらいの興味で読んでみました。
ところが、心が折れてストレスに潰されそうになる程の三浪の苦しさがじわじわ伝わってきて、グッと感情移入してしまい、不覚にも涙腺が緩みました。
あららぎ菜名さん「合格おめでとう!」合格発表の日、どんなに嬉しくてホッとしたことでしょう。
「東京大学」には「東京大学に入る」ことが目的の人もいるみたいですが、あららぎ菜名さんは「東京藝術大学」でもっといい作品を作りたいと思っている。
公開されているWebでは最後が「おわり」となっているが、本書の最終ページは「つづく」と書き換えられている。
近々「東京藝術大学」での様子が読めるにちがいない。出版されるのが待ち遠しい。
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著者のあららぎさんが、東京藝大に三浪して合格するまでの葛藤を描いた漫画。
藝大には3浪くらいの人はざらにいると思っていたが、やはり、受験の時は緊張もするし、落ち込みもするんだとわかり、少し親近感がわいた気がする。
面白かった~。
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改めて芸術に向き合うのは難しく、でもすごく格好いいなと思いました。
日常の何気ないものにも美しさを感じるようになるまでのその過程にも暗闇と光があり、本当に光がさしたという感じで、泣けました。。
理論的なところもあるけれど、やはり感性や気持ちをのせることが、どれだけ難しいことなのか。。そして、日々の中に美しさを感じ取れるようになったら、世界がどう見えるのか。。
芸術家の方々には世界がどう見えているのか?
わたしも日々、身の回りのものに気を配って、綺麗だなと思う気持ちを持てたらいいなと思いました。
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『最後の秘境・・・』の方の東京藝大のお話は割と才能に溢れた人にスポットが当たってたけど、やっぱりこっちの作品みたいに受験に落ちてそれでも諦めきれなくて、、みたいな人も多くいるんだろうなあと。
自分も浪人時代の2回目の受験のときの不安とか受かったときの周りの反応とか思い出して感情移入してしまった。絵の素人でも読みやすくて面白かったです。
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泣けた。
自分の美大受験の辛かった事を思い出して。
キラキラしていない美大受験の真実があった。
みんな頑張って美大・藝大に合格します。
一般大学とは違った苦労や努力が必要なのを
この漫画を通して少しでも伝わるといいなー。
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漫画なのですぐ読める。
ラボルトがどんな像なのかや、自然光の美しさを理解する事で絵が良くなっていて、ただ見たものを描くだけでは駄目で、理解が絵の魅力になるのだと思った。
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美術という、教科書通りにやればいいわけではない世界で、合格か不合格かに振り分けられる切迫感。
美術ゆえの難しさと、自分が受験生だった頃の気持ちを思い出して、主人公の合格を祈る気持ちが大きくなっていった。
自信のなさや疑心暗鬼に捕らわれても、それを越えて美大に入りたい強い気持ち。
主人公のひたむきさに、美しいものをみたときのような気持ちで励まされた。