7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：カルバドス　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　テレビ等で目にする時はいつも、まるで見てくれと言わんばかりの格好で、仮に正面から相対した場合、おそらくはずっと目の焦点を合わせることが出来ないだろう。単純に露出度という点では、雑誌のグラビアを飾る１０代少女のビキニ姿のほうが遥かに高い。だが叶姉妹、特に本書の被写体でもある妹の美香は、ふくよかさと色気を併せ持つ。弾けるような爽やかな色気とは別の、滲み出る色気を常にふりまいているのだ。
　発売前、芸能ニュースの一つとしてしか関心がなかった本書。初めて聞いた時も、「へー、ついに脱ぐんだ」程度の感想しか湧いてこなかった。しかし、久し振りのビッグネームの登場に、徐々に大きくなる好奇心は抑えきれるはずもなく、しっかりと発売日に購入してしまったのだった。「ちょっと待て、４，０００円オーバーの写真集だぞ。予定外の出費だぞ」とたしなめる自制心が簡単に踏み潰されてしまったのは言うまでもない。
　一通りめくってみての感想は、「想像していたよりキレイな作りだし、被写体も悪くない」。もっと“お上品”な写真ばかりで欲求不満に、もしくは素人に毛が生えた程度の寄せ集めで幻滅、などと予想していただけに、良い方向へ裏切ってくれたとの思いが強い。
　写真は全身を写したものが多く、またほとんどは何らかの衣装を身に着けているので、裸体中心の一般的なヌード写真集をイメージしている方にはかなり物足りないだろう。それでもヌード写真集であることには変わりなく、豊満な乳房を惜しげもなく、しかもアップで晒しているカットもあり、好奇心を満足させるには十分である。本書を見ておけば、今後テレビ等で彼女を見る際、ギリギリで見えない部分を悶々と想像するという事態は避けられるはず。いや、「あの衣装の下は本当は……」などと、かえって想像を逞しくしてしまうだろうか。
　巻末に、オマケのＤＶＤが１枚付属している。ただし、これはあくまでもオマケ。完成品である本書を楽しむのが本筋というものだ。

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者：クンタキンヤ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

素人然とした撮影が、ある意味貴重な写真集。
姉が、妹のどこに商品価値を見ているかがわかるところが面白い。
期待はしていなかったが、不思議と何度もページをめくってしまう。
ギリギリの露出が、掻痒感と言うか、
もっと見たいという気持を刺激するのかもしれない。
こういうエロが成立するところが
叶姉妹のすごさです。