紙の本
唐揚げが食べたくなる
2020/09/14 11:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:chieeee - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかくどれも美味しそうで、読んでいるとお腹が空いてきます。ただのグルメ小説ではなく、SF要素も含んでいるのでなかなか面白かった。シリーズ本なので続けて読んでいきたいと思います。ぶたぶたさんみたく可愛いキャラの主人公ではありませんが、この作家さんの描くキャラはあまりイヤな登場人物がいないので安心して読み進めれるところが好き。さて、次はどんな美味しそうな食事が出てくるのかな??
紙の本
食は大事
2019/04/09 11:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
食は大事。
臨死体験で思い出の味言われても自分も何も思い出の味がない人間だわ、かわくわあ。
2巻以降は主人公続投なのか?
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良かったです!大切な人が作ってくれた、思い出の味をまた味わいたくなります。
タマゴサンド、あんまり好きじゃないのに、食べたくなっちゃった。
ノエさんの後悔が可哀想で…切なくて、りょうさんの愛情もあったかくて…。
私も死んでしまっても、こうしてまた出会いたいなぁと思いました。りょうさんみたいに、そっと側にいてあげられたらいいなぁと。
食い意地が張ってるゆえに、料理が好きな私としては、生前のノエさんは他人とは思えませんね!
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あの世とこの世とを行き来する不思議な物語ですが、
美味しい食べ物と共に綴られている心温まる一冊です。
[あらすじ]----------------------
会社員の柳井秀春は自他共に認める美味しいもの好きの食いしん坊。
親からも婚約者からも「食い意地が張っている」と言われるほどの食いしん坊だが、
ある日、出張帰りの電車の中で不思議な体験をする。
電車に乗ってウトウトとした眠りから覚めた柳井は、
猛烈にお腹が空いてしまい車内販売か売店を探しに車内を歩くが、
謎の少女ノエに誘われて電車にはあるはずの無い食堂車に連れて行かれる。
そこで出てきたのは今まで食べたことの無いとても美味しいタマゴサンド。
夢中になって食べた柳井がノエに言われるままに電車を降りると、
いつの間にか病院のベッドの上で寝ている自分に気づく。
柳井は新幹線の中で倒れてしまいそのまま生死の境をさまよっていたようだ。
不思議な体験をした柳井は再びノエに会うことになるが。。。
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この物語にはたくさんの食事が出てきますが、
どれもこれも美味しそうな食べ物ばかり。
物語を読んでいてお腹がグルッと鳴ってしまいました。
「臨死体験をした」となると深刻な内容だと思われてしまいますが、
不思議な世界が日常的に軽いタッチで書かれていて、
生と死の境目にある街のこともさらっとした文章で描かれています。
謎の美少女ノエはどういう役割なのか。
なぜ美味しい食事を作ってくれるのか。
食堂の名前はなぜ「食堂つばめ」なのか。
そんな謎も読み進めて行くうちに心温まる結末を迎えます。
さすがに「ぶたぶたシリーズ」で心温まる物語を書き続けている矢崎ありみさん。
今回も美味しい食べ物の表現と心温まるストーリン展開はさすがでした。
ぜひ続編を出して欲しいと切に願っています。
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”ぶたぶた”以外で、初めて読みました。
(やっぱりご飯ネタ?!)
なんか、作品への入り込みが浅かったなあ。
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軽くさっくりと読み終えました。
帯の煽り文句から、思い出の食事にまつわるエピソードがメインの話かな、と想像してましたが、ちょっと違ってました。
何はともあれ、ノエさんの行く末が気になるので、続巻もよみます。
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ぶたぶたシリーズに続き、読んだらお腹がすく新シリーズ。
これ読んだらぜったいに玉子サンドとかつ丼食べたくなるよ。
なんて罪な小説。
矢崎存美の書く料理の描写はなんておいしそうなのか。
ぶたぶたシリーズと同じく
どうぞ空腹時を避けてお読みください。
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全て購入しているぶたぶたシリーズの作者のやつだったので、つい購入。昔は(失礼な言い方だが)ぶたぶたシリーズを読んでいても文章がそれほど上手くない、と感じていたのだが、今は非常に読みやすく分かりやすい文章なので、ぶたぶた以外でも面白いのでは、と思って。
面白かったです。うん。
自分が今一番食べたいものが出てきて、それが臨死状態からの復活のきっかけになる、ってのも面白いネタだと思った。
まあ、正直言えば、よくあるネタの詰め合わせかな、と思う部分もなくはない。臨死状態から蘇らせる、実はキーパーソンが肉親でした、そのことを相手は忘れてます、などなど。
でもこの本の本質はそこにはないからねぇ。この本の本質は、「誰もが懐かしい思い出の味、もう一度味わいたい味があって、それが生きる気力を呼び戻させる」というところだから。
ぶたぶたシリーズといい、著者は「食べ物にはそういう力がある」と信じているところが見受けられる。それは僕も同意する。美味しいものを食べるのはもちろん楽しいし嬉しいのだが、それ以上に「自分のために作ってくれた何かを食べる」というのは、本当に素晴らしいことなんじゃないかな、と思う。家族の間だとそれが当たり前になりすぎているきらいはあるが、そうじゃないんじゃないか、と思わさせられた。
そういう意味で、主人公たる秀晴の「誰かが作ってくれたものが好き」というのは、「そうだよなぁ、誰かが作ってくれるっていいよね」と言いたくなるよね。特にそれが、一生懸命に作ってくれたものであれば、たとえ不味いものであったとしても、ね。
そんなことを考えさせてくれる一冊でした。
ただねー、コレを読んでいくと、りょうさんの存在価値ってなんだろう、って思わざるを得ないんだよね。何となくキーパーソンっぽいんだけど、でも実際のところはノエの夫であり、秀晴の祖父でした、ってこと以外に、存在価値があまりないようにも思えてしまうんだよなぁ。いなくてもいいんじゃね?って。
シリーズ化されるようだし、著者のブログには続編を書いている、って書かれてたので、今後りょうさんの重要度がどれくらい高まってくるのか、期待して見ていきたい。
さて、僕の「死ぬ間際に食べたい味」ってなんやろね?基本は美味いざる蕎麦なんだけどなぁ。
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世界に入り込む前に読み終わってしまったような気がする。。でも、ほんわか感は残る。
おいしいものをおいしい、おいしい、って言いながら食べてる時が一番幸せ^^ あの世へいく間際、何を食べたいだろう?いっぱいあり過ぎて悩む。。
読み終わった後、思わずジンジャエール飲みたくなって飲んだ。(瓶だけど)
これからシリーズどうつながっていくんだろう??楽しみです。
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とにかく玉子サンドが食べたくなります。
どうやって作ったらいいのか身悶えします…
登場人物に深味が増す前に終わってしまった感じ。
勝手な印象だけれど、作者さんが満足してしまっている気もします。なんとなく。
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矢崎存美さんの小説はぶたぶたさんシリーズのイメージが強くて、他のシリーズに馴染めるだろうか?とドキドキしながら読んだ。
でも読み終わった今は、食堂つばめの続きも早く読みたくなっている。
ぶたぶたさんとは違う方法で寄り添ってくれる。そんな作品だと思う。
体調が悪い時、何も食べられなくなることもある。
ものすごく落ち込んだ時、何かを食べることさえしたくなくなる。
緊張している時、食事どころじゃないよなんて気分になる。
ご飯が美味しく食べられるというのは、心と体が元気な証なのかもしれない。
だから大切な人が美味しそうにご飯を食べているとほっとする。
「食べ過ぎ」とか「塩分取り過ぎだよ」とか文句を言いながらも。
もし暗い顔をして俯いていたら、美味しいものを食べに行こうと誘うだろう。
大好きなご飯を何としても用意するだろう。
ご飯がその人の元気になると信じて。
『食堂つばめ』はそんな想いが溢れている小説。
目の前を通り過ぎていく今にも死んでしまいそうな人に美味しいご飯を食べましょうと誘う食堂。
あなたの思い出の味を再現します。
だから元気を出して、と。
死の一歩手前まで来たら、そりゃご飯どころじゃない。きっと。
でも、そんな時だって自分に何か食べさせようと一生懸命になってくれる人がいたら、それだけで救われるだろうと思う。
どんな時だってその優しさを受け取れる状態でいたい。
用意してくれたご飯を美味しいと感じられる状態でいたい。
そう思った。
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玉子サンド、かつどん、唐揚げ、ジンジャエールの黒胡椒のせ・・・
とっても食べたくなりました。でもそれだけ。
ストーリーのコンセプトが凡庸に感じてしまったのが残念です。
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食べ物の話が読みたくて買ったのですが、謎の答えが知りたくてどんどん読んでしまった。
読み進むにつれて、霧が晴れるように『あれ、もしかして?』と、先を予想してみるのが楽しい。
切なくも温まる物語でした。
やはり、食べることは生きること?
食べ物にまつわる思い出、家族の話・・・でした。
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ちょっと思っていた展開よりは弱かったかなぁ。生きるか死ぬかの境目にいる話というのは何となくすぐわかったんですけど、どうも「つばめ」の位置が弱い。シリーズ第一弾ということなので、続きに期待でしょうか。
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不思議な町にたどり着いて、そこにいるノエという謎の女性、リョウさんという男性といろいろと人助けのようなことをするところはよかったのですが、後々ノエやリョウさんが主人公のおばあさん、おじいさんであるというところでがっかりした。そこで小さくまとまる必要がある?血縁は関係なくつながった人であってほしかった。家族の話だった・・・