紙の本
只次郎の想いは通じるのか
2022/05/03 19:07
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投稿者:earosmith - この投稿者のレビュー一覧を見る
美人おかみお妙に弟扱いされてしまう只次郎の想いが通じるのかどうか、もどかしくもあり楽しみでもあります。シリーズ3作目、それぞれのキャラクターに深みが出てきてより楽しくなってきました。
紙の本
第3弾!
2018/08/31 23:46
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投稿者:しんごろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目!登場人物、特に菱屋のご隠居などの脇役陣がイキイキしてキャラが動き出してきましたね。不穏な空気が流れた今作ですが、只次郎とお妙さんの関係がなんともじれったい(^^;)只次郎、ちょっと恋に臆病すぎるんでないかい(笑)お妙さんも意地が悪い(笑)料理はあいかわらず美味しそう。手鞠ずし、金目鯛の鍋など(o^^o)今作、失敗?した料理もでてきたり楽しく読めました。あとは料理のレシピが掲載されれば嬉しいですね(^^)
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ご飯も美味しそうだけど、それよりもそれぞれの心の機微に惹かれます。
嫁姑問題はなんとかなりそうで良かったけど、お妙さんの周りのきな臭さはまだまだ解決しないだろうし、亡夫は何か見たのか知ってしまったのか気になる。
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ひとまず事件は解決?
お妙の亡夫の死因にはまだ何か隠されていそうだし、それに只次郎の父の上役が一枚噛んでいそうではある。
手鞠ずしや寄せ鍋が食べたいなぁ。
相変わらず、お菜の描写が美味しそうで!
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真心込めた料理は人の心を温かくする。居酒屋「ぜんや」の女将・お妙と馴染み客の人々の春夏秋冬を描く人情時代小説シリーズ第三巻。
どうやらお妙の過去には暗い闇があるようだ。遂に登場人物の一人が殺されるという展開に。只次郎の「うう~ん、うまぁい」を楽しみにするだけにはいかなくなった。
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1977年生まれ、坂井希久子さん「ころころ手鞠ずし」居酒屋ぜんやシリーズ№3、2017.9発行です。「居酒屋ぜんや」を営む夫と死別した美人女将のお妙27歳と旗本次男坊で鶯の飼育をしている林只次郎21歳、お互い意識しながら、それゆえにか率直な物言いができなくて・・・。大嵐、賽の目、紅葉の手、蒸し蕎麦、煤払いの5話。最終5話でやっと二人のあたたかい世界が出現します(^-^) なお、死んだ夫の姉、お妙の義姉、お勝の存在がこの物語を引き締めています。
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2018.02.09.読了
居酒屋ぜんやシリーズ 第3弾
久しぶりだったので、全く設定を忘れていました。
登場人物紹介 のお陰で、思い出しました。
「ぜんや」さんは「つるや」さんと並んで、
是非行ってみたいお店です。
最後に只次郎がお妙に作ってもらっていた
寄せ鍋 + 雑炊
本当に美味しそう。
只次郎はお妙に
長年の、茶飲み友達
と言われて、本当はどんな気持ちなのでしょう。
嬉しいけど、
とっても悲しいだろうなぁ
そして、お妙の夫は事故死ではなかったのかも
佐々木が絡んでいそうな塩梅になってきましたね。
次も楽しみです。
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シリーズ第三弾。今作はお妙の視点での描写が多いせいか,どことなく男の不甲斐なさが目につきました。
あらすじ(背表紙より)
居酒屋「ぜんや」の馴染み客・升川屋喜兵衛の嫁・志乃が子を宿して、もう七月。「ぜんや」の女将・お妙は、喜兵衛から近ごろ嫁姑の関係がぎくしゃくしていると聞き、志乃を励ましにいくことになった。心配性の亭主に外出を止められ、姑には嫁いびりをされているとこぼしてしまう志乃だったが、お妙の特製手鞠ずしを食べて盛り上がり…。不安や迷いを抱えている人々も、お妙の心を込めた料理で笑顔になる。丁寧で美味しい料理と共に、人の心の機微を濃やかに描く傑作人情小説第三巻。
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居酒屋ぜんやシリーズ、第3弾。
以前、ぜんやに押し入った駄染め屋の消息を追う只次郎。
大川に心中死体が上がったり、只次郎が賭場に潜入調査に入ったり、なかなかのサスペンスである。
その分、ご飯が美味しく感じられないこともあって、残念。
その中にあって、升川屋のお志乃のエピソードは、お妙の料理が人を幸せにするという、この作品の要が描かれていて、ホッとしました。
男ってのはまったく、しょうがない‼︎
という、鼻息も吹きましたが。
町人と打ち解け、むしろ町人になりたいとさえ思う只次郎と、侍の矜持をどうやっても守り抜きたい旧友とのすれ違いは、少し切ない。
頼りになる義姉のお勝さん、個性豊かな長屋の住人達、そして菱屋のご隠居をはじめとする常連さんたちを見ていると、本当に江戸の町人文化っていいなあ〜と思えてくる。
いちばん美味しそうだったのは、雑炊です。
やはり、平らかな気持ちで食べるものは美味しい。
しかし、お妙の周辺には新たな謎が生まれたようです。
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相変わらず、料理は美味しそうだし、只次郎は本当に美味しそうに料理を食べるなぁ。
とりあえず今回は駄染屋が捕まり、又三殺しも白状したが、佐々木様がお妙を見張らせた理由はまだ不明。
これからもお妙を、陰ながら見守るだろう只次郎が健気だ。お妙も意地を張らずに上手くいって欲しい。そうは言ってもお妙の頑固さも好きだけど…
33
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シリーズ第三弾。
又三の死と、駄染め屋&佐々木様の関わりを秘密裏に探る、只次郎。
お妙を気遣いすぎるあまり、本当の事が話せず、それが却ってお妙を怒らせてギクシャクした感じになってしまいます。
お妙も結構強情なところがあるのですね(人間だものww)。
やっぱり「ぜんや」は和気あいあいとした雰囲気でいて欲しいです。
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馴染み客の喜兵衛の嫁・志乃の嫁姑関係の不仲を聞き、
お妙は志乃を励ましに行く。不満をこぼす志乃だったが、
お妙特製手鞠ずしを食べて盛り上がり…。
丁寧で美味しい料理と共に、人の心の機微を濃やかに
描く人情小説第3巻。
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このシリーズは料理が旨そうだし、人情味あふれる話は
読後感がほっこりさせてくれて、とっても好き。
特に超感動とか、泣ける、とかというわけじゃないけど
なんかあると読んでしまうクセになる面白さ。
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シリーズ第三弾。
ストーリーも少しずつ進んできている模様。
お妙さんと只次郎の仲も進展・・してるのかしら??笑
きちんと話をしてくれない只次郎にイライラしたり、これでもう来てくれなくなるのかもと不安になったり。
少しずつ存在は大きくなってきているのかも^^
お妙さんの強情っぷりにヤキモキしつつ、こちらも楽しみに見守ろうかと♪
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居酒屋ぜんやシリーズ3
持ち歩いている隙間時間にさらっと読めてしまう・・
相変わらずの美味しそうな料理。昔のこともあり作り方はシンプルで、心を込めた分常連さんにも妊婦さんにも受け入れられて納得です。ころころ手毬ずしという名は、この妊婦さんが考えられて。
私も何年か前に作った手毬ずしを思い出しましたよ♪