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師弟 笑福亭鶴瓶からもらった言葉
著者 笑福亭銀瓶
上方落語の魅力が詰まった笑福亭銀瓶の自叙伝。タレントになりたくて笑福亭鶴瓶に弟子入りしたけれど、自分の居場所が見つけられずに「辞めさせてください」と口にした。師匠は首を縦...
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師弟 笑福亭鶴瓶からもらった言葉
商品説明
上方落語の魅力が詰まった笑福亭銀瓶の自叙伝。
タレントになりたくて笑福亭鶴瓶に弟子入りしたけれど、自分の居場所が見つけられずに「辞めさせてください」と口にした。師匠は首を縦にふらなかった。
あの日から30年の月日が流れ、弟子は自身の独演会で師匠と競演する。タレントではなく、落語家として生きる道を選んだ弟子。
「あの時、お前を辞めさせなくて良かった」
師匠にそう感じてもらえるようにと自分を戒めながら、笑福亭銀瓶は今日も高座に上がる。
弟子入り志願、内弟子修業、年季明け、大御所の前での失敗…、こんなにリアルな落語家の日常を描いた本は唯一無二。
韓国語を学び韓国で落語をする、役者として舞台やドラマに出演する…、挑戦するたびに見える世界が変わってくる。
そしてそのときどきに、師匠・笑福亭鶴瓶からかけられた言葉がリフレインする…。
東京と大阪をまたにかけて活躍する落語家の半生を綴った400ページをこえるドキュメンタリー。
目次
- 序 章 お前を辞めさすつもりはない
- 第一章 幼少期
- 第二章 小学生時代
- 第三章 中学生時代
- 第四章 高専時代
- 第五章 悩み~入門
- 第六章 修業スタート
- 第七章 独り立ち
- 第八章 変化
- 第九章 韓国語落語
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すかたんやけど、ええなあ。
2021/06/01 08:11
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぼちぼちいこか - この投稿者のレビュー一覧を見る
師匠という人を持つ幸せが、いかほどに人生に意味深いか、心の底からじわり響く本。読み進めていくうちに、気がついたらどっぷり引き込まれてしまってる。なまぐさいのですが、決して湿気てはいない。むしろ爽やか。文章はそりゃ作家さんやらと比べられへんけども、飾りなく、誠実で、よかった。思わず「面白かったで!」と口に出た読後感。久しぶりにああ、やっぱり本てええなあと思わせて頂けました。「すかたん」てええもんですな。いやらしい話やけど、1980円、安かったと思いました。あ、一番の「すかたん」はこの本読んでる自分やった!