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投稿者:sas - この投稿者のレビュー一覧を見る
この類の専門家の書籍を読むと、新型コロナに対して、テレビをはじめとしたマスコミに踊らされていることがよく分かりました。
特に、テレビは煽りたがる面があるので、冷静に見なければならないことを痛感しました。
もうだまされない新型コロナの大誤解
2021/09/11 09:51
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投稿者:如水 - この投稿者のレビュー一覧を見る
呼吸器系ウイルス感染症の専門家が、新型コロナに関するお門違いの感染対策を一刀両断し、コロナと折り合いをつける科学的方法を解説する。
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投稿者:エムチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る
マスクにしても、やはり不織布マスクに絶対します。ポリウレタンのはつけ心地いいけど。それから、うがい。うがいは、あまり言われてないけれどやります
あるドクター見解
2022/12/31 09:15
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投稿者:ふみろぐ - この投稿者のレビュー一覧を見る
アルコール消毒が無意味だと唱えるがそこまでは言いすぎ。メディア同様に、こちらの本にも煽っているように感じるところが。
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コロナ対策の間違いや適切な対処法が分かる1冊。
本書では、これまでしてきたコロナ対策の間違いを指摘した1冊です。一体私たちは何を勘違いしているのか、何が間違っているのかこの本を読めば明らかになります。
例えば、過剰なアルコール消毒や店などに貼ってある透明のガラス貼りは意味のない対策のようです。
それから、手洗いはあまり効果はなく、うがいのほうが効果があります。皮膚感染の可能性はなく、口からの感染はあり得るからと言えばいいでしょう。
実際、私たち個人でも感染対策は十分にできます。マスクの適切なつけ方や部屋を換気するなど、簡単にできます。
適切なコロナ対策について知りたい人やコロナ対策の何が間違いなのか詳しく知りたい人におすすめです。
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2021年8月13日読了。
こういう本は著者のプロフィールが重要。
専門家のフリして、本を書いている人もいる。
著者は国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長で、インフルエンザウイルスの専門家。
ダイヤモンド・プリンセス号の対策も行ったプロ。
著者曰く、パーティションは逆効果。
感染対策で重要なのは三密回避。
コロナウイルスは「空気感染」するので、ウイルスの吸い込みに注意すること。
こう考えると、手についたウイルスで感染するには手についたウイルスを大量に吸い込まなくてはいけない。現実的に、ドアノブやテーブルにそんな量のウイルス(しかも生きたウイルス)が付着しているとも考えにくく、著者は無意味と断言している。
本書を読むと、感染対策として注意すべき点が明らかになる。
「空気感染」なので、とにかく吸い込まないこと。
ウイルスがエアロゾルとなって、滞留している空間にいないこと。
と、なれば重要なのは三密回避。換気とマスク。
ウイルスは細菌と違い、手指からは感染しないんです。
正しく恐れていきましょう。
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巷にあふれる言説の間違いがよく分かる。
日本の本では解説書では参考文献・出典が明記されないことが普通のようで,著者の主張が正しいのか判断できない,流行りの言葉で言えば,エビデンスがない言説になっている。
多分正しいのだと思うが。
ラジオで知って楽天ブックスで買ってみた
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医師の西村秀一さんによるコロナ本(西村さんは主にインフルエンザの専門)。新型コロナの概要~新型コロナを防ぐ方法~PCR検査の誤解~マスクの正しい使い方などなど、ほとんどがエビデンス付きで解説されており、西村さんが新型インフルエンザやSARSなどの現場を体験されているという事で信ぴょう性の高い内容。「空気感染or接触感染」「アルコール消毒はどの程度効果があるのか?」「フェイスシールドに意味あるの?」など、いろいろと疑問に思っていたことが解消されたのでスッキリした。
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新型コロナウィルスと暮らすようになって、一年半が過ぎようとしていますが、コロナウィルスについての研究も進み、その特徴が研究者の中ではかなりわかってきたと認識しています。ところが、メディアを見ている限り、特に日本は感染に対してかなり過敏に反応しているような気がしていました。
そう思っている私にとって、ウィルスを研究されている方が書かれたこの本に出会えたことは良かったです。この本を読むことで、新型コロナのウィルスと私たちはどう向かうべきかのヒントが示されています。
飲食店への長期間にわたる自主規制(私には無言の圧力による命令に見えます)やPCR検査の結果によってオリンピック選手を含め、右往左往させられている人達に対して、この本の内容を知って欲しいと感じました。
以下は気になったポイントです。
・本書の副題「もうだまされない」は、誤った知識を信じ込む自分自身にだまされない、という意味である(p6)
・スーパーやコンビニのレジに設置したビニールカーテンは、却って危険なことがある、目の前の客の飛沫は防げるが、問題はすぐに落ちる大きな飛沫よりも空中を漂うエアロゾルである。ウィルスを含むエアロゾルが入ってきたら、なかなか抜けていかず長時間それに晒されることになる(p16)真に有効な対策は、換気をしっかりすることに尽きる(p18)
・普通の環境下では、テーブルやドアノブの表面には、生きたウィルスはいない、ウィルスは何らかの生きた細胞の中でしか生きることはできない(p21)細菌なら死んだ細胞も餌にして増殖することができるが、ウィルスは生きている細胞の中でしか増えることができない、なので、ウィルスが皮膚から感染することはあり得ない、ただし例外として、イボをつくるウィルスには感染するものがある(p24)ゴーグルもフェイスシールドも無意味である、目から感染するほどの状況なら、鼻から吸っているはず(p28)しかしながら、よく知らない人とキスをしたり、飲み物を複数の人で回し飲み(唾液が直接口に入る危険性がある)は避けておくべき(p30)
・湿度が高い梅雨や夏の時期に多くの人が軽症だったからといって、油断してはならない、次に来る秋冬は流行の規模も重傷者の数も大きくなるのが普通である(p37)
・ウィルス対策の第一の有効は方法は、いわゆる3密の回避、換気の悪い「密閉」空間にたくさん集まる「密集」状態を避けて、複数の人達がまじかに「密接」で騒ぐことはしないということ。またお互いにマスクをする(ユニバーサルマスキング)は大事である(p57)
・医療従事者は自分が感染しないために、患者と接する前にマスクの密着性をテストしておく必要があるが、日常生活である程度換気のできる環境で、人との距離を保つことができ、誰も咳をしていない場合は、普通の人は普通のマスクの正しい使い方さえしていれば何も恐れる必要はない(p68)
・カラオケで歌う前は、緑茶が有効である。緑茶の成分に新型コロナウィルスを殺す作用があるのは、筆者が論文に書いている。口の中でブクブクとうがいをするのが良い(p78)
・PCR検査の偽陽性には2種類ある、1つ目は非常に稀で、反応自体が誤った遺伝子に反応したもの、例えば一部がたまたま同じ塩基配列を持った他の遺伝子、あるいは非常に似た遺伝子に反応してしまう、2つ目は、本当は感染しておらず、たまたま死んだウイルスが検出されたタイプで、無症状の感染者にはこの可能性がある(p102)最初の検査でギリギリ陽性程度のウィルス量だった場合、翌日再検査をして量が減っている、あるいは低値で変わらない場合は、検査時にウィルスのかけらを検出しただけ、または感染したがもう治っている、治りつつあるという段階だと判断できる(p112)
・マスクをしたらいけないこと、それは走ること。走ると顔や体が揺れてマスクがずれ密着性が失われる、走って呼吸が激しくなると強い息で吸い込むので、普通の呼吸ならマスクの繊維に引っかかるはずのエアロゾル粒子がすり抜ける可能性がある。大勢の人がいる駅の階段では、マスクをしていても走ってはいけない(p139)外を歩くだけならマスクは必要ない、熱中症のある時期はなおさらである(p140)
・マスク着用について大事なこと、1)マスクは一日中つけっぱなしで使うものではない、戸外などでは、太陽の下で思いっきり息をすべき、危ないと思ったらマスクをする。一般的な不織布マスクは8時間程度で劣化する、長持ちさせたかったら必要でない時は外す(p143)
・店の中で一番安全なのは、空気清浄機の吹き出し口からの風が感じられるような位置、次に小さなラーメン屋さんとかお好み焼き屋さん、目の前に大型の換気扇が吊り下げられているようなカウンター席、ただし、カウンターと目の前の厨房が仕切られていないことが大前提。換気を確認する(p162)
・新型コロナは主に空気感染なので、無駄な対策の代表格が、アルコール消毒(手の消毒、テーブルや椅子など)であり感染コントロールにはほとんど役に立っていない。手洗いや、水拭き(洗剤入りだとなお良い)で十分である(p177)
・PCR検査でわかるのは、新型コロナウィルスの存在である。ただし分かるのは、検体を採取した時点で、ウィルスの遺伝子がそこにあったかどうか、である。PCR陽性だったとしても、引っかかったウィルスが生きているのか死んでいるのかまでは判定できない(p187)呼吸器系コロナウィルスは、主に人の呼吸器粘膜で増殖する、呼吸器とは、上気道(鼻腔、咽頭、喉頭)と、下気動(気管、気管支、肺)、これらの気動で増殖したウィルスが、咳・くしゃみ、あるいは強い呼吸によって体の外に排出され、それを他人が吸い込むことで新たな感染が起こる、たまに目の粘膜に付着したウィルスが結膜炎を起こすことがある(p192)
・新型コロナはインフルエンザと比べて実に厄介な特徴がある、感染者によっては症状が出る前にすでに感染力を持っているため、ウィルスを排出品がら動けてしまうケースもある。ワクチンも行き渡っていないので、免疫を持っていない人の方が多く、そういう人達は少量のウィルスでも感染する(p195)
・冬にリスクが高まるのは、ウィルスが活発になるからなど、ウィルス自体が変わるからではない、空気の流れに乗ってウィルスを運ぶエアロゾル粒子の挙動が、夏とは変わるから(p196)
・日本で感染者が少なかったことの「ファクターX」を探すには、欧米では感染者が多かったという「逆ファクターX」を探す方が良い、その要因として、行動様式や生活様式である、ハグやキスの習慣の有無、2つ目としては、マスクをする習慣の有無がある(p203)
・全ウィルスの中で生きているウィルスは、1/100から1/1000である、個数からすると、飛沫粒子>ウィルス粒子>生きたウィルス、である(p218)
・インフルエンザで経験しているように、ワクチンはできても血液中に病原体が回ることが病態の中心となる感染症と違って、呼吸器表面の感染症はワクチンで抑えることが難しいと予想される、免疫があってもウィルス量によっては感染する場合がある(p227)ワクチンの恩恵は、感染しにくくなり、感染しても重症化しにくくなる、さらには接客業の仕事についている人なら、ワクチンを打つことで得られるメリットは大きくなる(p230)
・1918年のスペイン・インフルエンザのパンデミックでは、世界中で何千万人もの人が亡くなった、世界人口が18億の時代である。日本でも人口5500万人のうち、2年間で公式記録として、2530万人が罹患した。死者は38.5万人(死亡率は2−5%)で、消えて無くなることはなく小さな流行を繰り返しながら何年も続いた。感染すると亡くなる確率が高い鳥インフルエンザのような強毒性ではなかった。第二波では感染者はずっと少ないが、死亡率は遥かに高かったが原因は解明されていない。筆者としては季節の影響が大きいと考えている。(p242)
2021年7月23日作成
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かなり売れていると言うことと、紹介文にある【やらなくてもいい対策を冷静に判断する必要がある】と言うことに共感があったのでと手にしてみたが、正直、微妙だった。
PCR検査をむやみに増やせば良いと言うわけではない、とか、マスクの効果について、とか、空気清浄機の有効性について、とか、そうなんだろうなと思われる情報も多かったが、ところどころ、ん???と思う情報もあり。
反マスク・反ワクチン・反自粛・PCR万能論みたいなことを言っている、トンデモ理論のトンデモ医師とは違うが、少し極論なところなどもあるのかな、と感じた。
と思って、少し首をかしげていたところ、つい先日、こびなびの先生も、この本について、信用し過ぎないように、と発信されていて、やはり全部を信じるのは違うかな、と。
ただ、どうすれば飲食店などを再開できるのか、より具体的に考えて発信している感染症の専門家があまりいない状況を考えると、そういうことを提案していこうとされている姿勢には敬意を感じる。
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この本、売れているらしいですね。
帯に「大反響発売即6万部突破」とあります。
新聞の地元の書店の売れている本のランキングコーナーでも確か4位くらいにランクインしていました。
ワクチン接種が進んでもまだまだコロナの本の需要はあるんですね。
著者は国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長という肩書の方です。
コロナの本は何冊か読んできましたが、今までの本よりコロナのことがよりわかってきたせいか、信憑性が高いのではないかという気がしました。
私の場合は余りにも過剰に反応しすぎだったということがわかりました。
例えば、私は図書館で借りた本をアルコール除菌ティッシュで拭いていましたが、必要ないそうです。
外科医と同じ手洗いもやりすぎだそうです。
何か触るたびに手を洗っていました。
手洗いよりうがいが大切だそうで、ヨード液(イソジン)でのうがいは有効。
緑茶の成分に新型コロナウイルスを殺す作用があるそうです。
又、食べ物がウイルスで汚染され、それを食べたことによって感染が広がったという事例はないそうです。
レジでのお金の受け渡しに感染リスクはないそうです。
不織布マスクは正しくつければ、一般の人の日常生活なら十分と思われる性能を持っている。
ウレタンマスクの効果はほぼゼロ。
感染経路不明の患者が出たからといって、スーパーの商品や電車のつり革から接触感染したんじゃないかと幽霊に怯える必要もない。
今まで、自分が心配性が過ぎて注意していたことがことごとく否定されていました。
他にも飲食店を経営されていらっしゃる方に読んでいただきたい項目などもあり、大変有意義な書籍だったと思います。
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私は新型コロナについて、あまりに受け身になりすぎていたのかもしれない。
流れてくる情報を疑うことなく、そういうものなのかと思い込んで、言われるがままに行動していたが、もっと早く本書を読めばよかったと、反省しております(本書は去年の6月発売)。
新型コロナウイルスは、呼吸器系ウイルスが原因の感染症で、「空気感染」であり、皮膚感染はしないし、接触感染もまず起こらないそうで、著者の「西村秀一」さんは、国立病院機構仙台医療センターウイルスセンター長で、呼吸器系ウイルス感染症研究をされている、いわゆる『本物の』専門家です。
マスクで捕らえたウイルスは、いつまでも生きていないし、実生活で物の表面には生きたウイルスはまずいないことや、狭い空間でのパーティションは逆に危険で(パーティションと壁の間に滞留する)、換気をしっかりして空気が流れて抜けていく方がいいこと等、すべてのことに合理的な理由があるので、分かりやすく、納得させられるものがありました。
しかし、それとは別に、私が危機感を感じたのは、感染症の流行は、他の災害に比べて簡単に忘れ去られてしまうことで、かつて、スペイン・インフルエンザと関東大震災が同じ時期に起きた際に、前者の死亡者数は、後者の死亡者数の4倍近い数だったそうです。
確かに、防災訓練は毎年行っているし、印象的に強く感じるものがありますね。
また、感染症が起きると、いつの時代の人々も、結局同じようなことをしていることも同様の思いで、何が分かっていて、何が正しくないことなのか、もっと歴史から学ばなければいけないとの、西村さんの言葉には考えさせられるものがあり、後世に残し伝えるというのは、こういうことなんだと、過去からの繫がりの大切さを実感したとともに、今を生きる人々が、後世の人々へ残し伝えることの大切さも痛感いたしました。
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見えない敵とどのように戦えばいいのだろうか?
どの情報を信じればいいのだろうか?
この2つの疑問をさらに強める本だった。
いま、私たちがしている対策は正解なのか…
わからない…
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専門家もピンきり。
肩書をちゃんと見よう。
実験と実践は違う。
気流もあるし、人の動きもある。
どんな似高性能なコンピュータでも、そこまで含めた設定をしなければ正しい計算はできない。
結局は人間次第。
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新型コロナが空気感染すること、パーテーションなどの対策は意味がないこと等、これまでの通説が間違っていることを教えてくれる本です。とにかく部屋の換気を徹底することを対策で述べています。著者の専門的な立場からの説は説得力がありますが、一方で「感染しない」ということばかりが述べられてるのは少し疑問が生じます。ウイルスには特効薬があるのではなく、ワクチンを接種するのも、最終的には人間の「免疫力」によって感染を防ぐわけなので、免疫力を高めて、ウイルスと共存していくということをもっと伝えていただきたかったなと思いました。