- 販売開始日: 2021/06/25
- 出版社: ジュリアンパブリッシング
- レーベル: カクテルキスノベルス
電子書籍
軍服の麗人
軍司令官である那岐は、上官からの度重なる嫌がらせに疲弊していた。同じ部隊に所属する年上の副官・エドアルドとニコライも上官の縁戚のため信用ならない……ヤケ酒をあおったある夜...
軍服の麗人
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
軍司令官である那岐は、上官からの度重なる嫌がらせに疲弊していた。同じ部隊に所属する年上の副官・エドアルドとニコライも上官の縁戚のため信用ならない……ヤケ酒をあおったある夜、目を覚ますと、那岐は副官たちにベッドへ押し倒されていて!?甘く優しく那岐を抱く二人を信用してはいけないと思いながらも、士官学校時代から憧れだった彼らに対し那岐の身体は抗いきれず快楽を拾ってしまい――。さらに翌朝彼らは「あなたを助けるために俺たちがいます」と言い出して……?
※こちらは2015年に発売された商品となります。重複購入にご注意下さい。
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
電子書籍
「それはですね、我々が夜這いに来たからですよ」本文より。
2023/03/19 22:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:やまだち - この投稿者のレビュー一覧を見る
「麗人を上司にして下剋上ロマンス。」あとがきより。
ネタバレがあります。
●那岐の副官で士官学校時代の先輩だった29歳の攻め・エドアルド
●那岐の副官で士官学校時代の先輩だった29歳の攻め・ニコライ
●公爵家の嗣子で27歳の方面軍司令官受け・那岐
○両視点
シレジア帝国のボストニア方面軍司令官を任されている那岐は、上官である元帥からの嫌がらせに辟易しながら軍務を務め、多忙を極めていました。任された部隊は規律が乱れ、おまけに副官たちは元帥の息のかかった者たちだからです。緊張状態が続いたある日、部下のミスで元帥から無理難題を迫られ怒りに震える那岐。
「つまり、この私が、身体で、あの豚に奉仕することになるのだ」
そう思い詰めていると、敵だと思っていた副官のふたりに夜這いをかけられ押し倒されて・・・
架空のヨーロッパ近代国家を舞台にした軍隊ものです。
上官のパワハラや部隊内の揉め事、資源をめぐる隣国との交戦、おまけに下剋上3◯と、イベント盛りだくさん!
また那岐の危機も、年上だけど部下のふたりが何とかしてくれたので安心して読むことが出来ました。エドアルドとニコライによる、那岐を挟みながらの言葉の応酬が面白かったです。
ラストの勲章授与のシーンが、まるでブライダルの式場に登場するかのように感じたのは私だけでしょうか。
商品説明にもありますが、こちらは2015年リリ文庫から出た作品をクリスタル文庫として発売されたものです。あとがきやショートの書き下ろしを期待して購入しましたが、追記はありませんのでご注意ください。