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わざと曖昧にしたのかな。
想像してみたら?と。
笛は一生に一度だけ、効果があるんじゃなかったっけ?
聞こえてきた笛の音は誰のものだろう?
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わざと曖昧にしたのかな。
想像してみたら?と。
笛は一生に一度だけ、効果があるんじゃなかったっけ?
聞こえてきた笛の音は誰のものだろう?
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供が図書館から借りてきて読んでいました。気になって自分も読みましたが、大人が読んでも十分に楽しめる内容です。
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【あらすじ】
千春は、内気で素直な小学5年生。ふとしたことで知り合った修理屋のおじさん。そのお店にいた同じクラスの俊太。季節はめぐり、千春の中で何かが変わっていく。小学校高学年から。
【ここが気になる!】
瀧羽麻子さんはすごく好きな作家さんのひとり。内気で素直な子が主人公というのも気になる!読んでみたい。
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子どものころに読んだ本が、大人になって読み返したときに、かつてとは異なるメッセージを届けてくれることがある。これはそんな本だ。
会いたい誰かを思い浮かべて吹けば、その音が相手に届く笛、クルピ。鳴らせるのはたった1回。
そうか、それはこんな風に届くってことなのかと、最終ページを読むと、本が丸ごと一冊分、ゆるりと螺旋を描いて次に繋がっていくような気持ちになる。それはひょっとしたら対象年齢とされている小学校5年生にはまだ伝わらないメッセージなのかもしれない。届かない苦しさを抱えた分、この本からメッセージが届く。
小学校5年生のころには思いもつかなかったような届かなさを今、抱えていて、それなりに参っているんだけれど、この本を読んだら、なんていうんだろう、気持ちのスパンがひゅうーと伸びて少し楽になったかもしれない。ありがとうございました。
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児童書ではあるけれど、大人も価値観について考えさせられる本。児童書にも、ファンタジーや推理だけではなく、こんな本がもっと増えたらいいのにと思う。
小学5年生の千春が、修理屋のおじさんと出会い、新しい自分の扉を開いていく、1年の物語。
価値観の違いから生まれる誤解やすれ違い、争いは、子どもも大人も一緒だと感じた。価値観はそれぞれといえど、人はどうしても自分の価値観を通して他者を見てしまう。それに苦しくなったとき、がんじがらめになってしまったとき、この本がきっとゆっくり解いてくれるような気がした。
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献本でいただきました。分類は児童書になるかも知れないが、瀧羽さんらしい優しい文章で、大人が読んでもほっこりします。心配する母の気持ち、今まで一緒にいた友だちが少し先を行って置いていかれた気がする気持ち、いろんな気持ちがなつかしく思い出された。
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かわいらしい。今日ははちみつ?たまねぎ?って聞き方いいね。修理屋であり発明家のおじさんと小学生のうちに出会えた二人はいい経験をしたと思うけど、このあともっと素敵な経験を過ごして忘れてしまうのだろうな。それくらいわずかな間の出来事。
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いいことがあった日ははちみつ。嫌なことがあった日はたまねぎ。
そんな合言葉はとてもかわいい。
キュートだけれど、切なくもあり、ほんわかした気持ちになれるお話でした。
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5年生の千春は、猫について路地に入り、「なんでも修理します」と書かれた店のおじさんに出会った。初めて会ったのに、なぜか話しやすいそのおじさんは、いい日は「はちみつ」、悪い日は「たまねぎ」という。千春も「今日ははちみつだった!」とか「たまねぎだった」とかいって、その日の出来事を話すようになっていた。
日常の小さな出来事を、優しい目線できいてくれるおじさんが素敵ですが、このおじさんの悩みを子どもたちの行動力が解決に導くのがすごいのです。
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小学五年生は今考えれば全然子どもだったのだけど、昔の自分を考えると何でもできる気になっている頃だった。こんな自己中の生意気な時期に近くにおじさんのように人生の先輩として相談ができる大人がいると幸せだったと思う。今日はたまねぎ?はちみつ?相手を信じて歩み寄ること。おかゆのまわりを歩いていないで自分の意見を言う事。自分の頭で考えること。時折、外国のことわざの言い回しがでてくるのもよかった。会いたい誰かを思い浮かべて吹けば相手に届くクルピ。やわらかい和音になって、そよ風に溶けていく。最後はあっけなかったけどこれでいいのかな。。
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親でも先生でもない大人の存在は割と重要で。信頼できる大人との出会いや繋がりは子どもを別の形で支えるものにもなる。大人の役割ってそれじゃないかと。信頼関係。懐の深さ。そういう大人でいないと。私は私の人生を遊びながらめいっぱい楽しんでいこうとおもう。
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小学5年生の男女と修理屋のアルバイトをしているおじさんの、心温まるやりとりがつづられています。
大人はもちろん、小学校高学年のお子さんでも無理なく楽しめるように書かれています。
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とても読みやすかった。あらゆる人が様々な問題を抱えて生きているのだなぁと思った。おじさんは長谷川の悩みを解決してあげた一方で、長谷川と俊太はおじさんの娘に会いたいという願いを叶えてあげておじさんと杉本さんがあったときには感動した。また、クルピの笛が違うところから聞こえてきたのは、おじさんが吹いていたのかなぁと思った
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たまねぎの日、はちみつの日、アラビア語のことわざ。小学5年生の春から一年をめぐるものがたり。心の隙間、風変わりなおじさんとの出逢い、クラスの男の子の学校では見えない素顔にも出会う。少し強く意志を持つ自分自身とも出会っていく。
なんだかいいなぁー。清々しい風が吹いているようだ。