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「オピニオン」の政治思想史
現代におけるデモクラシーの危機.それは,世界の大規模な変容の反映である.この危機を生き抜く鍵は,人々が織りなす「オピニオン」なる曖昧な領域と,その調達・馴致の長い歴史にあ...
「オピニオン」の政治思想史
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「オピニオン」の政治思想史 国家を問い直す (岩波新書 新赤版)
商品説明
現代におけるデモクラシーの危機.それは,世界の大規模な変容の反映である.この危機を生き抜く鍵は,人々が織りなす「オピニオン」なる曖昧な領域と,その調達・馴致の長い歴史にある.国家にかかわる思想史をオピニオン論で再解釈することで,大きく変化しつつある政治の存立条件を未来まで見通す,斬新な政治学入門.
目次
- 序
- 第一章 オピニオンとは何か
- 第二章 中世のボディ・ポリティック 「死なない王」のオピニオン
- 第三章 近代主権国家の誕生 「死なない国家」のオピニオン
- 第四章 革命が生んだ新たな祖国 オピニオンは国家のための死を求めるか
- 第五章 現代の国家 ナショナリズムとオピニオン
- 第六章 国家の未来 政治の死? 不死の人間?
- 結
- 主要参考文献
- あとがき
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役者の世界
2021/06/09 17:10
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投稿者:とめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
いま盛んに叫ばれているデモクラシーの危機。国家は滅多に消滅しない不思議に迫るオピニオン論から世論が政治を動かす歴史、さらには支配の正当性理論とオピニオンとの関係性という観点を紐解いている書。