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千歳くんはラムネ瓶のなか 6
著者 裕夢(著) , raemz(イラスト)
私を見つけてくれて、ありがとう。すべては変わってしまった。唐突に、劇的に。どうしようもないほど残酷に。けれど、ひとりで塞ぎ込む時間を、彼女は与えてくれなかった。「あの日の...
千歳くんはラムネ瓶のなか 6
千歳くんはラムネ瓶のなか 6 (ガガガ文庫)
商品説明
私を見つけてくれて、ありがとう。
すべては変わってしまった。
唐突に、劇的に。どうしようもないほど残酷に。
けれど、ひとりで塞ぎ込む時間を、彼女は与えてくれなかった。
「あの日のあなたがそうしてくれたように。今度は私が誰よりも朔くんの隣にいるの」
――1年前。まだ優空が内田さんで、俺が千歳くんで。
お互いの“心”に触れ合ったあの日。俺たちの関係がはじまったあの夜を思い出す。
優空は言う。
「大丈夫、だいじょうぶ」
月の見えない夜に無くした何かを、また手繰りよせられるというように。
……俺たちの夏は。まだ、終わらない。
※「ガ報」付き!
※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
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圧巻
2021/10/05 01:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:イシカミハサミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
圧巻の600ページ越え。
だけれど台詞と感情の起伏で改行が多いから
怖れるほどではない。
分厚さも納得の全員網羅型第一部完結巻。
欠けていくピースがはまっていくのは
読んでいて爽快感。
第一部完ということでちょっと刊行が開くかも、とのこと。
なるはやでお願いします。