商品説明
貧困をなくす、飢餓をゼロに、すべての人に健康と福祉を、質の高い教育をみんなに、ジェンダー(性差)平等、エネルギーをみんなにそしてクリーンに――SDGsが掲げる目標はどれも普遍的であり、異論などあろうはずはない。
しかし、「エネルギーをクリーンに」の部分には注意が必要だ。世界が目指す「脱炭素=カーボンニュートラル」の実現には、国民の莫大なコスト負担とチャイナリスクが潜んでいるにもかかわらず、ほとんど報道されることはない。
「再エネ」促進で暴騰する日本の電気料金、メガソーラーによる自然破壊と災害リスク、「太陽光パネル」で目論む中国の世界支配、欧州メーカーが「EV原理主義」に走る裏側、「水素は次世代エネルギー」が夢物語の理由、新手の錬金術となりつつある「ESG投資」の実情――。
各分野のスペシャリスト12人が「脱炭素社会」実現で危惧される負の側面を徹底レポート。「環境にやさしい」に騙されてはいけない!
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紙の本
不都合はわかるが真実は伝わらなかった
2022/10/28 11:45
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投稿者:ノホホン - この投稿者のレビュー一覧を見る
SDGs関係の政策や報道・時流は,本質よりも象徴的なものが多く危惧していたので,本書を購入。(例えば,レジ袋が海洋汚染の主原因ではないのに,レジ袋の有料化だけで海の環境を守れるみたいな・・・)特定の国や団体等の利益誘導に影響され,一面的になっているSDGs政策・活動に関して,問題提起をして日本の利益にならないことを本書は述べている。しかし,対局の意見を主張するあまり,読後感としてSDGs自体を否定するような印象を受けてしまう。そのためSDGsを真面目に考えている人には,届かないメッセージで終わっているのは残念。難しい課題について多面的な意見を整理してもらえてなく,提言も不足しているためかと思う。