彼岸島４８日後…（31）

投稿元：

レビューを見る

漫画喫茶で読みました。

バサバサ戦、
トイレで作戦会議したり、
明が外から攻撃してくるバサバサの羽音で位置を特定して真っ二つにしたり、
明の侵入がバレて楽園側のシャッターが閉じて橋が封鎖されてしまう。
一方で楽園侵入組は貢物の血の樽がトラックに積まれて勝次とはぐれたり、
勝次のヒー坊が暴れたり、
そのせいで警官に追われたり、
希たちは市民登録して部屋が与えられたり、
労働地区で人間から話を聞こうというところまで。

３０巻でトイレの描写いる？と思ったら、ちゃんと伏線だったという。
３つの場面が同時進行することになるけど大丈夫なんだろうか？描き切れるの？

いや、そんな関所の前で樽から出ちゃったら明の存在バレるじゃん。
下手すりゃ勝次の存在もバレかねん。
でもバサバサを倒すまではフラグが立たないからバレないんだよな、これが。
ていうかハゲの「やったか！？」は有名なフラグ台詞なんだけど、この漫画はそんなオヤクソクには惑わされないみたいだ。

関所を通過した後の勝次は上げ底に使っている血の皿を支えてない。
もう不要だから捨てたのかと思ったら、トラックの荷物の見張りが蓋を開けたら血だった。
どうなってるんだろう。
バサバサ討伐後にトラックの勝次の悲鳴が聞こえたってことは、トラックは関所の方面に向かって走ってるんだろうか？

トラック以外にもパトカーや一般車両なんかも存在するみたいだけど、そもそも吸血鬼って排気ガスが苦手だったのでは？
電気自動車かもとも思ったけど、どうにも排気ガスが出ている描写にしか見えない。
でもマフラーは確認できないので微妙なところ。
っていうか平成１５年だと電気自動車なんて普及してないよね・・・。
実用に耐えるかも不明。

わりと悠長に市民登録とかしているけど、持ち込んだ貢物が大惨事になってるんだから希たちもマズい状況なのでは？

---

明：
バサバサ戦のために樽から出てくる。
バサバサは倒すが、侵入がバレてレインボーブリッジ内に足止めを喰らう。

鮫島：
明の仲間。
鉄の札が足りなかったので残る。
ちゃっかり明の樽を手元に残す。
でもバサバサを前に、やっぱり震えが止まらねェ。

クサレハゲ：
鮫島のこと。
バサバサ呼称。
明に熱中しすぎて鮫島に不意を突かれたことに逆ギレして出た言葉。

希：
北沢姉。
弟の聡に、鮫島に惚れてるんじゃないかとからかわれる。
そもそも、こんな世界だから、女は皆、鮫島に惚れてしまう設定があったような気がする。
蜘蛛がいた部屋に入れないレベルで蜘蛛が大嫌い。

兄ちゃん：
北沢姉弟の兄。
コンビニに忍び込んで吸血鬼に見つかりそうになった北沢姉を逃がして自分が捕まる。
希からめちゃめちゃ慕われている。
かなり綺麗に鏡文字が書ける。

ヒー坊：
勝次の左腕の変異体。
触手がかなり高い攻撃力を持っているけど、反動でとんでもない激���が走る。
とりあえず初手で顔面を貫く。
全く見えていない相手に対しても正確に顔面を貫いているので索敵能力も高い。

ヒダリー：
ヒー坊のこと。
読者呼称。
劇中での正式名称である「ヒー坊」が浸透したため使われなくなった。

ミギィ：
ヒー坊の名前の元ネタ。
おそらく『寄生獣』。
ユカポンが読んだことあるみたい。

バサバサ：
レインボーブリッジを餌場にしている混血種吸血鬼。
飛べる。
翼から爪を出すと行動パターンが変化する。
豹丸との約束で、レインボーブリッジの吸血鬼は一日五人までしか食べちゃダメ。
なのに今回は食べすぎた。

バサバサ野郎：
バサバサのこと。
鮫島呼称。

トラックの吸血鬼：
運転手１人と荷物の見張り２人の組み合わせ。
いちおう検品の名目で確認していた関所の吸血鬼と比べると、あからさまに貢物に手を付けてしまう不真面目さがある。
全員、ヒー坊に顔を貫かれて機械伯爵みたいにされて死ぬ。

松下：
血の楽園の高校で社会科の授業を担当している（たぶん）吸血鬼。
女子高生をエロい目で見ていると評判。

警官：
血の楽園の警官。
全員、ヒー坊に機械伯爵にされる。

レインボーブリッジ：
バサバサが一日五人まで食べて良いことになっているってことは、途中で他の吸血鬼に殺されることも考えると一日五人以上が楽園へ挑戦していることになる。

血の楽園：
豹丸が築き上げた吸血鬼の楽園。
楽園内は４つの地区に壁で別けられており、
　居住区
　労働地区
　上級地区
　特別区
がある。

居住区：
一般市民が住んでいる場所。
鉄の札１０枚未満でレインボーブリッジから出てきた者に与えられる住処。
北沢姉弟・ユカポン・ネズミも４人纏めてこの場所を与えられる。
居住区には、何故かワザワザ労働地区を通って行く必要がある。

労働地区：
発電所や下水処理場などがあり労働用の人間どもが住んでいる場所。
人間は家畜として扱われており、一日一食で働かされている。
インフラを他者（人間）に任せるって危ないと思うのだけど。

上級地区：
上級市民が住んでいる場所。
子供、主婦（つまり経済がある）、女子高生（つまり学校がある）、更には警官までおり、秩序が構築されている。
更にトイレはウォシュレットだったりする。
でも、道の真ん中でトラックの運転手が殺されて血だらけで左手がオカシイ子供が出て来てもあまり動じていない辺り、やはり吸血鬼の集落ではある。
レインボーブリッジで鉄の札１０枚を入手できれば上級市民として受け入れられるが、上級市民でなくてもそれなりの生活は確保されているもよう。
しかも楽園内で与えられた仕事を頑張っても上級市民にはなれるっぽい。
居住区よりも上級地区の方が広いことから、一般市民は居住区に押し込められて上級地区で労働をする感じなのかな？

特別区：
不明。
たぶん豹丸がいる。

convenience 12：
希が忍び込んだ埃まみれだけど荒らされていないコンビニ。
元ネタは不明。

C304：
北沢姉弟たちが居住区に与えられた部屋。
４人で１部屋が与えられている。
シャワーやトイレ、ベッドも完備。
（最初だけかもしれないが）食事や血も配給される。