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白春
著者 竹田真砂子
赤穂藩京屋敷留守居役の小野寺十内と妻お丹に仕えるろく。親を知らず耳が聞こえぬ彼女だが、出会いに恵まれ仕合わせな日々を過ごしている。しかしろくが二十歳になった年、藩主浅野内...
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白春 (集英社文庫 歴史時代)
商品説明
赤穂藩京屋敷留守居役の小野寺十内と妻お丹に仕えるろく。親を知らず耳が聞こえぬ彼女だが、出会いに恵まれ仕合わせな日々を過ごしている。しかしろくが二十歳になった年、藩主浅野内匠頭の江戸城松の廊下での刃傷という一大事が出来する。忠義を貫き命を散らすのが武士の一分ならば遺された者の一分とは……。滋味溢れる筆致で赤穂事件の顛末と家中の人々の覚悟を描く第9回中山義秀文学賞受賞作。
目次
- 京屋敷/男山/虹の女御/みちの奥/終りの始まり
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紙の本
いい作品でした
2021/10/07 15:53
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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
仲睦まじい生活を送る赤穂藩京屋敷留守居役の小野寺十内と妻のお丹。彼らをどん底に突き落とす事件が発生した。主君の浅野内匠頭が江戸城内で刃傷沙汰を起こし、切腹されられた。しかし、内匠頭が切りつけた吉良上野介は一命を取りとめたのであった。赤穂藩は表向き切腹の方向で進むが、家老の大石内蔵助は仇討ちを決意する。小野寺十内は大石の考えと同じく仇討ちを決意し、その時を待つ。そして仇討のために江戸へ・・・。
武士の一分、と武士の妻女の一分、どちらも非常に重要ですね。十内の妻女・お丹の生き方には素直に脱帽でした。赤穂浪士の家族にスポットを当てた内容が素晴らしかった。