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シンプルな政府
著者 キャス・サンスティーン , 田総恵子 , 西田亮介
積極的に経済活動に介入する「大きな政府」か、個人や企業の自由な競争に任せる「小さな政府」か。両者のあいだで揺れ続けてきたアメリカ議会を仲裁すべく、オバマ政権第1期で、情報...
シンプルな政府
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シンプルな政府 “規制”をいかにデザインするか
商品説明
積極的に経済活動に介入する「大きな政府」か、個人や企業の自由な競争に任せる「小さな政府」か。両者のあいだで揺れ続けてきたアメリカ議会を仲裁すべく、オバマ政権第1期で、情報・規制問題室室長に抜擢された著者が、ナッジ(行動経済学)的アプローチで、第三の道を探る。実践と思索を行き来する、痛快社会科学エッセー。
〈内容紹介〉
はじめに 規制のコックピットに乗り込む
第1章 規制はどうあるべきか?
第2章 人びとの本能にのっとった規制とは?
第3章 間違いを逆手に取る
第4章 情報公開を工夫する
第5章 ためになるデフォルト・ルール
第6章 認知の限界に気づく
第7章 規制はマネーボール方式で
第8章 さらば、官僚主義!
第9章 いかにして政府は世話を焼くべきか?
第10章 選択アーキテクチャーをシンプルにする
おわりに 三つの教訓
目次
- 【目 次】
- はじめに 規制のコックピットに乗り込む
- 第1章 規制はどうあるべきか?
- 第2章 人びとの本能にのっとった規制とは?
- 第3章 間違いを逆手に取る
- 第4章 情報公開を工夫する
- 第5章 ためになるデフォルト・ルール
- 第6章 認知の限界に気づく
- 第7章 規制はマネーボール方式で
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法と行動経済学
2019/05/09 11:37
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投稿者:ただの人間 - この投稿者のレビュー一覧を見る
行動経済学の知見をふんだんに使い、自らが政府に入って体験したものを含む様々な規制について検討を加える。システム1、システム2といった認知上の問題、費用対効果分析、ナッジ、デフォルトなど、それ自体としては斬新、独特に感じられる言葉が並ぶけれど、目的効果基準の効果の部分や比例原則といった従来から憲法学で馴染みのある言葉とも深い関連がありそう。質の問題を捨て切ることはしない一方で、予防原則に対してかなり批判的だったのは興味深く、彼の環境問題についての見解も詳しく見てみたいと感じた