読割 50
電子書籍
「ひきこもり」から考える ──〈聴く〉から始める支援論
著者 石川良子
「ひきこもり」支援とは〈生〉を支えることです。その根本には〈聴く〉ことが深く結びついています。〈聴く〉こと、それ自体がその人の存在を肯定し、意味づけるからです。一方の〈生...
「ひきこもり」から考える ──〈聴く〉から始める支援論
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
「ひきこもり」から考える 〈聴く〉から始める支援論 (ちくま新書)
商品説明
「ひきこもり」支援とは〈生〉を支えることです。その根本には〈聴く〉ことが深く結びついています。〈聴く〉こと、それ自体がその人の存在を肯定し、意味づけるからです。一方の〈生〉が他方のそれを圧倒することなく、できるだけ対等につきあっていくには、どうすればよいのでしょうか。自分とは異なる人生を歩み、異なる価値観を培ってきた相手と、どのように向き合っていけばよいのでしょうか。本書では、「ひきこもり」を通して〈聴く〉ことを考えていきます。
目次
- 二つの「はじめに」/一つ目の「はじめに」/二つ目の「はじめに」/第一章 「ひきこもり」支援の現在/「ひきこもり」の支援における当事者不在/当事者は支援についてどう考えているのか/「支援(者)臭」のする人/当事者と支援者の間に横たわる溝/自分の声を奪われてきた経験/〈語ること〉と〈聴くこと〉を噛み合わせる/コラム1 「対話」ブームが、なんだかモヤッとする/第二章 調査者としての経験から得たこと/調査における二つの難問/「ひきこもり」の当事者とは誰のことか/「ひきこもり」をどう定義するか/自分は「ひきこもり」なのか?──揺らぎを掬い上げる/当事者に対する共感と反発/〈動けなさ〉が見えるようになる/〈動けなさ〉を語る難しさ/生きることへの意思・覚悟/〈動けなさ〉を読み解く/第三章 〈聴くこと〉から支援を掘り下げるための五つの論点/【論点1】当事者に対する否定的感情との向き合い方/【論点2】支援における共感・受容の落とし穴/「受け入れる」ではなく「受け止める」/【論点3】〈聴くこと〉はどこから始まるのか/【論点4】「分かる」とはどういうことか──私が目指している「理解」
- ほか
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む