- 販売開始日: 2021/12/11
- 出版社: 朝日出版社
- ISBN:978-4-255-00526-3
死を忘れた日本人 : どこに「死に支え」を求めるか
著者 中川恵一
伝統も宗教も失って、無力に死に直面する日本人に救いはあるか。どこに「死に支え」を求めるか、がん専門医が、2万人の治療に関わって考えたこと。
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書店員レビュー
がん治療と緩和ケアの...
ジュンク堂書店盛岡店さん
がん治療と緩和ケアの専門医が、宗教無き時代の死の受容を説く一冊。
伝統が宗教を持たない日本人の「死」をさまざまな方向から捉え、わかりやすく解説している。
本書を通じ「死を知る」ことで、何かが見えてくるかもしれない。(医学書担当)
先日身内が大病を患い...
ジュンク堂書店京都BAL店さん
先日身内が大病を患いました。幸い大事には至らずに澄んだのですが、発覚から手術成功までの数ヶ月間、まさに心の準備もなく、不安に苛まれながら、死について色々と考えることになりました。本書では生命の誕生、すなわち死の起源から、その苦悩を解消するための宗教の誕生、がん死について等等こまかなポイントに分けて説明されてゆきます。無論、すべてが解決するわけではないですが、ある日突然ふりかかる、この我々の宿命に対し、少しでも頭の片隅に知識があれば、と思うのです。
医学書担当
今の日本人がどれだけ...
MARUZEN&ジュンク堂書店札幌店さん
今の日本人がどれだけ自らの死を思ってるでしょうか?
病院での死が大半となり、私達の前からますます
死が隠されていっています。
死について小学生へのアンケートでも「死んだら生き返る」「わからない」
との答えが半数以上を占めています。
人はかつてある日突然死んでしまう「ピンピンコロリ」を
理想的な死としてきました。
しかし今では、日本人の3分の1ががんで死ぬ時代、
余命を告知されてしまう「ゆるやかで、期限付きの死」に
向きあうことになったのです。
これは、がん専門医として2万人近いがん患者さんの
治療にかかわってきた著者の、今から「死の予習」を
しようと言う提言の書です。 ジュンク堂書店 札幌店 碓井