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電子書籍
悪党の裔(上) 新装版
著者 北方謙三 著
播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい――楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京...
悪党の裔(上) 新装版
悪党の裔 改版 新装版 上 (中公文庫)
商品説明
播磨の悪党の首魁には大きすぎる夢だった。おのが手で天下を決したい――楠木正成と出会った日から、大望が胸に宿った。軍資金を蓄え兵を鍛えて時を待ち、遂に兵を挙げた。目指すは京。倒幕を掲げた播磨の義軍は一路六波羅へと攻め上る。寡兵を率いて敗北を知らず、建武騒乱の行方を決した赤松円心則村の生涯を通じ人の生き方を問う感動巨篇。
第一章 遠い時
第二章 意 地
第三章 妖霊星
第四章 決 起
第五章 原野の風
第六章 遠き六波羅
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紙の本
赤松円心という男
2022/11/21 21:16
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投稿者:nekodanshaku - この投稿者のレビュー一覧を見る
鎌倉時代末期の赤松円心の物語である。円心その名は、武将としては記憶していたが、どのような行動をとっていたのかは知らなかった。彼に取り、悪党であるということは戦うことをいとわない、変えるべき体制に牙をむくことを虎視眈々と狙う者を示すようだ。鎌倉幕府倒幕へ向けたての経済的な準備、兵の鍛錬など用意周到であるが、自分の力量は見極めておるようで、天下を取ることは望まなかったと思われる。倒幕に至る後編での生き様が楽しみである。