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ワタシゴト 14歳のひろしま
著者 中澤晶子(作)
修学旅行で広島平和記念資料館を訪れた5人。それぞれに悩みを抱え、戦争とは遠い世界で暮らす14歳の胸の内は・・・・・・。登場人物に共感を覚えながら、物語に登場する被爆資料な...
ワタシゴト 14歳のひろしま
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ワタシゴト 14歳のひろしま (ワタシゴト14歳のひろしま)
商品説明
修学旅行で広島平和記念資料館を訪れた5人。それぞれに悩みを抱え、戦争とは遠い世界で暮らす14歳の胸の内は・・・・・・。登場人物に共感を覚えながら、物語に登場する被爆資料などを通して平和について深く考えていく作品です。
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紙の本
『ワタシゴト』
2020/09/10 20:34
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投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る
重荷を抱える中学生が広島の原爆資料館で展示資料に出会ったら……
母との折り合いが悪く弁当箱を投げつけた俊介
焼けた中学生のからだの下にあった真っ黒なお弁当箱に引きつけられる
──「弁当箱」
心配性の母の束縛から逃れたいみさき
背中の大きく裂けたワンピースを見たくて車椅子で無理して参加する
──「ワンピース」
優等生の殻を破りたくてど派手なハイカットを履いた雪人
布製で、焦げて、ゴムが溶けた小さな運動靴にくぎ付けになる
──「くつ」
など、広島在住の作家と広島を訪れる横浜の中学生との二十年以上にわたる交流を通じて生み出された五つの物語
《1985〜2019年までに、
広島の原爆資料館(広島平和記念資料館)を
見学した修学旅行生は、およそ1,352万人です。》
書名は「記憶を手渡すこと=渡し事」と「他人のことではない、私のこと=私事」の意味をあわせた著者の造語
本書を読んだ中学生は、過去から渡された記憶に出会い、未来の自分をつくっていくにちがいない