草食系男子から脱する方法とは
2024/07/21 03:04
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投稿者:わと - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポルノ、男らしさ、ゲーム、女性の活躍、草食系男子から脱する方法、などについて書かれています。脱する方法を実践して、脱します。
子どもと関わる機会が多い方には、一読する価値はあると思います。
2022/08/05 19:35
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投稿者:akihiro - この投稿者のレビュー一覧を見る
ゲームとポルノの問題点については、本書の中で繰り返し述べられています。ポルノが及ぼす影響について、意外と研究や調査がされているのだなと感じました。全世界のポルノのWebページの89%をアメリカが占めているというのも驚きましたが、その分アメリカでは社会問題として影響が出やすく研究が進んでいるのかもしれません。
また本書では、女性の権利を守る活動が普及した反面、男性の権利を守る活動にはあまり注力されていないという視点でも論じられています。本人の性格や家庭環境など、様々な立場の男子について多角的に考察されています。
身近にひきこもりがちな男の子がいるような方は、本書を読むと色々と考えさせられる内容だと思います。
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レビューはブログにて
https://ameblo.jp/w92-3/entry-12307290917.html
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これからの数十年、ますます男女の断絶が起こり得るような気がした。
そんな殺伐とした社会環境において男性がどのように立ち振る舞い、どのような信念の元に女性と関わり合えば良いのか、共に歩むめば良いのかの形が薄っすらと感じ取れた。
それと日本においての未婚率の上昇は育児支援の不足や男性の経済力低下などの目に見える外面的な要素だけでなく、異性に対する内面的(心理的)な要素も大きく影響を与えていて、それは僕が以前から感じてたことでした。
つまり、経済や政府の支援だけでは肝心な部分が覆い隠され男女の真の共栄は訪れない気がします、、っが!
俺に限ってはできるはず
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社会のある側面を鋭く提示してくれているように思え、興味深く読んだ。後半はやや説教臭さが鼻に付いたが。日本でも青少年の男子が直面する問題点を誰か書いてくれないものか。
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タイトルに惹かれて借りてみました。
序盤は、現代社会における男子のダメっぷりを述べていますが、最終的には、「男女それぞれの特性を踏まえて、互いに協力し合える社会を作るための提案」という内容になっています。
ちなみに、引きこもりは、先進国に注目すると、世界的な現象であり、そのほとんどは男子。
そして、彼らは、ゲームやエロ動画(本の中では「ポルノ」という表記で統一)に入り浸って、もともと乏しい社会性を鍛えることなく、ますます社会から離れていく、といったことが書かれています。
引きこもりについては、本人の資質も大きいとは思うのですが、周りの環境や教育も重要。
特に親による教育は重要。
我が子の将来を思い、前向きで密な(できれば親密な)コミュニケーションを心掛けることは、子どもにとっても、親にとっても、そして国にとっても、よいことであり、大切なことです。
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ゲーム、メディア、AV etc..
21世紀の男子らを誘惑してきているのはリアルではなくデジタルにある。本物の女性よりも画面越しの女性に欲情し、彼女らとコミュニケーションをとるあまり(ほぼ一方的だが)、現実での女性との距離のつくり方がうまくいかない。そんな男子が日本だけでなくアメリカ、中国、そして他の世界で起きていることだというのだ。この状態が今後も続いてしまえば、世界から子供の数は間違いなく減り、これまでのクラーク・ゲーブルや加山雄三、三船敏郎などの男らしい男は世界から消えてしまうだろう。
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日本で草食系男子などと言われて久しいが、実は世界的な潮流であると知って驚いた。正確に言えば、ネットインフラが充足している先進国共通の課題ということであろうか。同様に、引きこもりも日本だけの問題ではない。
原因は、テクノロジーが進化することによって、脳がテクノロジーに適応しすぎてしまい、現実とのギャップを埋めきれず、人とのコミュニケーション能力が低下していることにあるということだ。今後、人工知能がさらに我々の活動に入り込んで、日常生活が便利になっていく一方で、失われていくものもあることもあることに気づき、その対策を立てることが、テクノロジー社会を構築していく我々の責務であると言える。
「テクノロジーの魔法と興奮依存症」の章には、以下の記述がある。
”多くの情報が即座に注意を向けさせようとする資格的刺激の強い環境にのめりこんでいる時には、その認知的負荷が私たちのワーキングメモリには大きすぎて、すべてが長期記憶には移行しなくなる。また、認知的負荷が大きくなると注意力は散漫になり、頭は適切なデータとそうでないデータを選り分けるのが困難になる。”
つまり、刺激が強いパソコン画面にばかり向き合っていると、脊髄反射的に反応をしてしまい、深く考え判断しなくなってしまうということだ。この一例として、オンラインポルノの弊害を本書では指摘している。
オンライポルノを提供する側は、より多くの収入を得るために、どんどん過激な内容になっていく。若くしてオンラインポルノに触れると非現実な過激表現を現実と混同してしまうことになる。実際には巧妙に編集されているにもかかわらず、AV男優の身体的特徴と信じられない持続力を見て、若者は自信を喪失しセックスに踏み出せなくなるらしい。さらには、AV女優が演じる女性像と現実の女性との区別がつかなくなり、女性の方が男性よりもセックスが好きであると勘違いし、そしてAVの中でのプレイを当然のことの様に要求する様になる。女性を人間としてではなく、モノとして見てしまい、生身の女性との良好な関係を築くことができなくなる。
本書で最も印象的だったのが、現在のデジタルワールドとマズローの「欲求五段階説」を対比して論じているところだ。五段階の内ボトムに位置する”生理的欲求”と”安全欲求”は、現代でも物理的な現実の世界で満たされなくてはならない。しかし、その上に位置する”社会的欲求”、”尊厳欲求”、”自己実現欲求”については、デジタルワールドでは、段階を踏むことなく満たすことが可能であるかもしれないと説いている。
しかも、デジタルワールドでは、結果に対するリクスを追うことなく、それらの欲求が満たされる場合があるため、現実世界との折り合いの付け方を間違える可能性がある。実際に、オンラインゲーマーがデジタルワールドと現実世界との区別がつかなくなり犯罪への発展した例は枚挙に遑がない。
では、どうすべきか。これについては終章で提言にとどめているが、一言で言ってしまえば、小さなことからコツコツと行い、コミュニケーションを大切にしていくに尽きると提案している。しかし、今はそのコミュ���ケーションがLINEなどのSNSが主となってしまい、課題解決の困難さのスパイラルに容易に陥ってしまう。
本書はキャッチーな題名で面白いことに着目させてくれたので、どうあるべきかの提案も引き続き上梓されることを期待したい。
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1/4ほど読んだところで挫折。それ以降はパラパラと流し読み。もう男子ではないおっさんだけど、男が弱くなっているっていうのは他人事でないし、そうなんだろうと思う。
ネットでゲームやポルノばっかり見てると依存症になってコミュニケーション能力が低下して云々、とか、男子より女子のほうが勉強できるとか、肥満、両親の離婚、父性、男らしさ、教育環境、ITの発展、その他諸々もっともらしいことを言っている。様々な研究結果らしきモノを根拠にしてるけど、なんだか眉唾。薬物やら肥満やらの問題は日本にはあまり当てはまらないかな。
「男らしさ」をめぐる混乱は実感としてある。表向きには穏やかで共感的なやさしさを求められ、本質的には攻撃的で威圧的な良くも悪くも旧来的な男らしさを求められている気がする。草食男子ならぬロールキャベツ男子(中身は肉食)が求められている、なんて何処かに書いてあったのを思い出した。男のコミュニケーション能力については、今も昔も大差ないんじゃないかな。現代は昔よりその能力が重要になっているから問題が露呈してきただけで。まったく他人事でないが。
途中で挫折したけど、文中で引用されていた以下の箇所が印象に残った。
『女は初めから女だが、男には成らなければならない。雄性は危険で捉えどころがない。それは女の反発により達成され、他の男たちによってのみ承認される。』
『それは女の反発・・・』以降の文がよくわからない。 たぶん、私が男らしくないからだろう。
後半では対処について書いているけど、正しい普通のことが書いてあってうんざりした。投票行け、とか書いてあって「えー?」と思った。
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ネット上のゲームとポルノで気軽に満足できてしまうことにより、リアルワールドでうまくやっていけないというか、やる気を失っている若い男性が多いことについて書いている本。
うん、まあそうですよね。
で?
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今の若者がネットと基本無料のゲーム、ポルノの掛け算による甘美な擬似体験のせいで厳しい現実から逃げているという話を詳細データで表している。
ただ対策がアメリカの人なので神の信仰によってとか、米国の制度の変革への提案など日本人にはあまり役に立たないのが。。
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2015年版『男性権力の神話』、フェミ批判。いくつか提言もあり。弱者男性みたいなのに興味ある人と、男子がわからんフェミニストは読むがよかろう。目新しい論点はたいしてないように思うけど、数字その他のデータは価値がある。
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根本な原因を突き止めていて、これからの男子の社会の現状が伝わってきた。
性的な言葉はタブー視されているように感じるような中でどう捉え、どう学んでいくか、日本は性教育が世界的に見ておくれているように感じる。そのため性教育を推し進めて行かないと若者の中絶や人生設計に関わってくるなと思った。
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ネットゲーム、オンラインポルノ、家庭崩壊、過度の自己愛などによって、女性と付き合えない、セックスができない、過度の肥満などの症状が出ているという話。
都合の良いところを取り上げたデータ、ゆるい分析と思い込みによる結論。
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男がインターネットの発達と共に「男らしさ」を失くしたらしい。現代社会では女の方が全てにおいて優秀なのだから、男にもっと優しくしてあげて、男はもっとネットじゃなくて現実を見て、ポルノを見ないで、ゲームをしないで、文系より理系になって。
男と女の社会的な性差を肯定しすぎている面があると思う。結論ありきがすぎる気もする。
ただ、性教育についてもっとオープンに話すべき等その通りだと思う意見も散見した。