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電子書籍
今日からお店始めます!~昭和の小さな雑貨屋さん~
著者 青谷真未
女の子がたった一人でお店!?昭和四十五年、二十歳の和子は夢に向かって突き進む!昭和四十五年、片田舎で花嫁修業をしながら実家で暮らす和子の夢は、店を持つこと。大手化粧品会社...
今日からお店始めます!~昭和の小さな雑貨屋さん~
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今日からお店始めます! 昭和の小さな雑貨屋さん (二見サラ文庫)
商品説明
女の子がたった一人でお店!?
昭和四十五年、二十歳の和子は夢に向かって突き進む!
昭和四十五年、片田舎で花嫁修業をしながら実家で暮らす和子の夢は、店を持つこと。大手化粧品会社・花精堂の商品を卸したくて、知り合ったばかりの問屋の青年・梶に助力を依頼する。一方、OLの弥咲は神社で倒れているところを和子と梶に助けられるが、目覚めた世界は令和の東京と一変していて!? 居候となった珍客に親近感を持った和子は、その弥咲を味方に半ば強引に実家を改装した雑貨店をオープンするのだが…。
春野薫久・装画
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紙の本
昭和ってそんなんだったかな?
2022/02/03 21:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yukiちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和半ば過ぎに生まれた身として、実際に経験してきたはずなのに、あの頃ってそんなんだったかな?と思うことしきり。
家族のヒエラルキーにしても、ご近所とのつながりにしても、経済状況にしてもそう。
まあ、ヒロインの和子は僕らのひとつ上の世代に位置するから、そうなのかも知れんね。
話のとっかかりはSFチックだけれど、その後の展開は、ほのぼのとした青春小説。
同じ作家のアンドロイドものは、ちょいとひねりを効かせたドンデン返しがあったけれど、今作は昭和の恋を描いていて素敵でした。
和子が、実は、自分の孫に当たる年上の女の子(タイムトロベルものは、時制が難しいやね)の保護者然として、話す言葉の節々に紛れている「現代用語」を「よくっわからない方言」と理解しているところなんか、クスっとさせられて面白かった。
実は、カバーに惹かれて買った本なんだけど、得した気分です。