紙の本
タモリさんの
2024/02/06 08:16
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投稿者:おどおどさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
インタビューではなくて、研究書物なんですね。まず「タモリにとって『いいとも』終了とは何か」という子見出しに目を惹かれてしまった。おもしろそう。
紙の本
過去や未来にこだわらず、今を生きろ
2023/10/08 23:55
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは面白かったです。過去のテレビ・ラジオ・書籍・インタビュー等の発言やエピソードを抽出し、偽善・アドリブ・意味・言葉・家族・他者・仕事・希望等々の10の視点から掘り下げた労作。つまり「ウラ話」的なものは一切なく、表に出ているものをまとめ、深い考察に仕上がっています。「俺のやることに意味なんかあるわけがない」「反省なんかしない」「やる気のある奴は去れ」「一番恥ずかしいのは立派になるということ」。そして、タモリさんが掲げる『五無主義』は、過去や未来にこだわらず、今を生きろということ。意味深長な人生論でした。
紙の本
つかめそうでつかめない
2023/09/27 21:56
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投稿者:じゅんべぇ - この投稿者のレビュー一覧を見る
つかめそうでつかめない、それがタモリという存在だということだと思います。
この本を読んで、だいぶ言語化されていて、形が掴めそうに思うのですが、が、それでもなんかそれだけでは表現できない何かがタモリにはある気がします。
力を抜いて生きていこう、というエールかもしれません。
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あっという間に読み終えてしまった。なるほどタモリとはそういう人物だと改めて感じた。多趣味で知的センスあふれる人物。芸人という枠を超えたすごい人物。「笑っていいとも!」以外では、「タモリ倶楽部」「ウォッチング」「ボキャブラ天国」「音楽は世界だ!」「トリビアの泉」「ヨルタモリ」「ブラタモリ」いずれもらしい番組ばかり。特に私は「音楽は世界だ!」「ヨルタモリ」が好きでした。
タモリ好きなら必読書です。巻末の大タモリ年表もいいです。
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タモリが亡くなったら寂しいし悲しいだろうなということを「ブラタモリ」や「タモリ倶楽部」で楽しそうにしているタモリを見て思う。
この感情は他のテレビタレント(ビートたけしとか明石家さんまとか)に抱くものとは違っていて、この愛着みたいなものはタモリの一体どこに由来しているのだろうと不思議だったが、この本を通して、なんとなくわかったというか、腑に落ちたような気がする。
巻末には「大タモリ年表」があって、これも読んでいて楽しい。年表にはタモリのネタ「中洲産業大学」についての説明があって、そこからなんとなく連想したのはラーメンズのコント「現代片桐概論」だった。大学教授のパロディというか形態模写というか。思えば、ラーメンズの「日本語学校シリーズ」でやっていた「それっぽく」聞こえる外国語は、この本でも紹介されているタモリのハナモゲラをオマージュ?している気もする。ラーメンズ(というか小林賢太郎)はタモリ(のネタ)を意識していたのだろうか。
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自らテレビっ子と称する筆者の一視聴者としての視点からまとめられたタモリ学。「タモリ」という存在がいかにして形成されたのか、その哲学はどのように生まれてきたのかを知ることができる。彼の「意味や言葉」に対する独特な考え方はとても新鮮。自然体な、今を自由に生きるという生き方や、人間関係に対するスタンス(他者に対する距離感)が、ずっと一貫していることが素晴らしい。この境地迄達するのは容易ではないだろうが、楽に生きる大いなるヒントになるのではないかと思う。
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自分の思考と似ているところがあると嬉しい。しかし、自分はネクラなのでこの人のようになれるってことはないのだな、と残念になる。
ただゆるければ良いとか、ただただしっかりとしていなければ良いのではなく、森田芸は知性の上に成り立っているものだと思う。
自分は、きちんと生きすぎて、学校を休むことが全くなかったことにより、笑っていいともを見たことがなかった。そのせいで、森田さんの存在を知った時には、森田さんはもうじいちゃんだった。この本を読んで、もっと若い時代から追いかけたかったと思った。そしたら、自分も影響を受けて、もっと変態に生きられたのかな、とか思う。影響を受けて、とか考えてる時点でもう違うんだよって言われそうだけど。
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もう少しタモリのエピソードが多いかと思ったが、そうでもなかった。タモリの独特の思考や哲学というのは知られているところなので、あまり内容には新しいものはなかった印象。色々な細かなエピソードは拾われているが、全体としては印象は薄い。タモリは音感に秀でた唯一無二の才人。
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タイトルと絵と一目惚れした1冊。
国民的タモリさんと言うイメージ。
興味本位で読んでみた。
驚いたのは僭越ながら私と思想が似てると思った。
「友達などいらない」と言い切ってるところ。
私自身もそう思ってる。
愛や夢など持たない方がいいと私も思う。
タモリさんの残す言葉などは生きづらい人におすすめな気がした。
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夢や希望を抱けずに生きてきた身としては重なる部分があって読んでて救われた。今を生きることに懸命であればそれで良いんだよって背中を押してもらえた気がする。
「なるようにしかならない」
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ずっと読みたかった本。
タモリにとって「タモリ」とは何か?という問いかけが既に興味を引く。
タモリ自身ではなく、タモリの過去の発言からタモリとは何かを突き詰めている。
読み終わっての感想を一言で言うなら、タモリ学とは一つの立派な哲学であるということ。
共感できる部分も多々あったが、その中でも「意味なんて探すから世界が重苦しく感じる」という言葉は一番印象に残っている。いろいろと深く考えてしまう、良くも悪くもなんでも調べることができてしまう世の中は便利でもあるが、一方で人が疲弊してしまう要因にもなっている。今の若者にこそぜひ感じてほしい、見てほしい生き様だなと感じた。
この本の最後に、いいともでお馴染みの「ウキウキWACTHING」の歌詞が載っている。
今日がだめでもいいトモロー
きっと明日はいいトモロー
いいともいいともいいトモロー
この本を読み終わってこの歌詞を見るとすごく感慨深い気持ちになれる。
過去や未来を悲観したり想像しても何も始まらない、ただそこにある現実を楽しめば良いじゃないか、そうすればまぁなんとかなるよと。なんとなく生きづらさを感じる人にぜひ読んでほしい一冊だと感じた。
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大タモリ年表が秀逸。
タモリは博覧強記ともいえる知識を有しながら、著作の書籍は驚くほど少ない。
まるで記憶されることを拒否しているかのように。
タモリの思想を老荘思想と比較することもあるらしいが宜なるかなである。
どの場でも自然体であり、決して現状を否定しない。
やる気のあるものは去れ、反省はしないなど、ありのままの現状を受け入れ、評価はあくまで他者が決めることとと関知しない。
達観した思想ともいえるので真似をすることは難しいが、憧れる芸能人が多いのはよく分かる。
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タモリさんが好きで手に取ったが、あくまでも著者が集めた文献やエピソードによる、周囲からのタモリさん像。
あのサングラスの下に隠れたタモリさんの本質のようなものは、なかなか掴ませてくれない。
しかしながら、ラジオ、テレビの黎明期を熱く駆け抜けた、若かりし日のタモリさんを感じることが出来た。
人生を面白がり、一歩引きながらも貪欲に、楽しむ姿勢を見習いたい。
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徹底的に今を生きるタモリさん。徹底的に自分の世界を確立してきたタモリさん。
その一貫した生き方が、今の多趣味の好々爺へと行きついてるんだろうなー。
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本屋でブラブラしてたら
目についたので買ってみた
別にタモリファンではない
ブラタモリ見てると
タモさん、いろんなこと知ってて
すげーって思う程度には好きなので
読んでちょっとびっくり
だいぶ変な人だった
人生でまだこんな人に出会ったことないな
真似できるとこもあるけど
いやこうはなれんなーってとこもあって
楽しく読めた
人にオススメすることはないので
星はフツーの3つ