- 販売開始日: 2022/02/24
- 出版社: 丸善出版
- ISBN:978-4-621-04593-0
いかにして問題をとくか
1954年(昭和29年)に初版を刊行して以来、半世紀の時を超え読み継がれている不朽の名著。未知の問題と出会った時の解決方法を数学的論理プロセスで順を追って解説してゆく。数...
いかにして問題をとくか
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商品説明
1954年(昭和29年)に初版を刊行して以来、半世紀の時を超え読み継がれている不朽の名著。未知の問題と出会った時の解決方法を数学的論理プロセスで順を追って解説してゆく。数学の世界だけでなくビジネスシーンなど実社会で起きている課題の解決にも応用できる書としてその評価は時とともに高まっている。
目次
- まえがき/目次/序 ポリアの問題解決4 つのステップ/1 帰納的な発想を用いる/2 定義に帰る/3 背理法(帰謬法)を用いる/4 条件を使いこなしているか/5 図を描いて考える/6 逆向きに考える/7 一般化して考える/8 特殊化して考える/9 類推する/10 兆候から見通す/11 効果的な記号を使う/12 対称性を利用する/13 見直しの勧め/あとがき
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衰えていた頭が活性化する。原理原則を実際の問題に応用して、効用を体験してみること
2010/07/04 16:21
21人中、19人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:萬寿生 - この投稿者のレビュー一覧を見る
数学の問題を解こうとする、高校生、大学生、教師を対象とした、ハウツウもの。学ぶ人より教える側の人により参考になろう。一般論的、抽象的な表現であるため、一読しただけではよく解らないという印象を受ける人も多いのではないか。逆にそれだからこそ数学だけでなく、社会問題などを考える場合にも応用できる。
高校生では、実際に数学の問題を解くのに何度か苦労した経験がないと、ここに書かれているノウハウの実効性は感じられないのではないか。逆に教師にとっては、その有効性がすぐに実感できるであろう。
数はすくないが、数学的感覚がやしなえる面白い例題もある。パズルやクイズ的な問題もあり、衰えていた頭が活性化する。原理原則を実際の問題に応用して、効用を体験してみることである。
問題解決の過程は以下の事項である。
「第一に問題を理解しなければならない。
第二にデータと未知のものとの関連を見つけなければならない。
関連がすぐにわからなければ補助問題を考えなければならない。
そうして解答の計画をたてなければならない。
第三に計画を実行せよ。
第四にえられた答えを検討せよ。」
第一の過程の詳細事項は下記である。
「問題を理解すること
◇未知のものは何か。与えられているもの(データ)は何か。条件は何か。
◇条件を満足させうるか。条件は未知のものを定めるのに十分であるか。、又は不十分であるか。又は余剰であるか。又は矛盾しているか。
◇図をかけ。適当な記号を導入せよ。
◇条件の部分を分離せよ。それをかき表すことができるか。」
第二の過程にはさらに多くの項目があるが、あとは本書の見返しを読んで下さい。
数学本を超えた本です
2017/05/23 12:17
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:こぶーふ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて読みました。確かに、数学的な考え方を説明した本ですが、本書はこれを超越してます。物事の考え方、教えるとはどういうことか? いろいろ参考になります。表紙の裏に著者の考え方が図式化されてますが、これが非常によくできてます。数学アレルギーの方にもおすすめです。
最悪の翻訳
2022/12/21 15:14
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まだら猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
原書はおそらく良書だと思われます。ただ本書は英語をそのまま直訳した表現で書かれており、数式を見てやっと日本語の表現がわかるという本末転倒の内容です。例題もけっして難しいものではないのにこれでは数学嫌いを増やすだけです。この本を手に取らずとも良質な数学入門書や問題解決法の書籍は探せばいくらでもあるのでそちらをおすすめします。英語ができる方は原書でもいいと思います。
出版社コメント
2003/04/02 17:12
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:丸善 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著名な数学者ポリア教授が、やさしい数学を例にとって、人が未知の問題に出会った際にどのように考え、対処すればよいのかを提示します。
「数学」分野に限らず、全般的に創造性や発想力、物事の捉え方を学ぶ事が出来る1冊です。
■目次
第1に・・・
問題を理解しなければならない
●問題を解決すること
第2に・・・
データと未知のものとの関連を見つけなければならない
関連がすぐにわからなければ補助問題を考えなければならない
そうして解答の計画をたてなければならない
●計画をたてること
第3に・・・
計画を実行せよ
●計画を実行すること
第4に・・・
得られた答を検討せよ
●ふり返ってみること