- カテゴリ:一般
- 販売開始日: 2022/03/11
- 出版社: ハーパーコリンズ・ジャパン
- レーベル: ハーパーコリンズ・ノンフィクション
- ISBN:978-4-596-33355-1
読割 50
電子書籍
ジェフリー・エプスタイン 億万長者の顔をした怪物
著者 ジュリー・K・ブラウン , 依田光江
話題の全米ベストセラー!トランプ、クリントン、ビル・ゲイツ、英アンドルー王子、MIT、ハーバード…世界中の「持てる者」を巨万の富と頭脳で魅了した男は、10代の少女たちを異...
ジェフリー・エプスタイン 億万長者の顔をした怪物
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ジェフリー・エプスタイン億万長者の顔をした怪物
商品説明
話題の全米ベストセラー!
トランプ、クリントン、ビル・ゲイツ、英アンドルー王子、
MIT、ハーバード…世界中の「持てる者」を巨万の富と頭脳で
魅了した男は、10代の少女たちを異様な性的人身売買システムに
絡め取っていた――
世界を揺るがす事件を暴き出した、ある記者の全記録。
米国ペンクラブ賞、ヒルマン賞ほか多数受賞の
新聞記事をもとにした衝撃のルポルタージュ。
億万長者の慈善家という顔の裏で、100 人を超える未成年の少女を性的虐待し、
異様な人身売買システムを築き上げたジェフリー・エプスタイン。
2019年、トランプ、クリントン、ゲイツら政財界の有力者と親しい彼の逮捕に、
世間は騒然とした。その1カ月後、エプスタインは獄中死を遂げる――。
前代未聞のセックス・スキャンダルを暴いたのは、地方紙マイアミ・ヘラルドの記者。
数年前、エプスタインと不可解な司法取引をおこなった元連邦検事が政権の要職に就いたのを機に調査を開始。事件の全貌と腐敗の権力構造を明かした記事が逮捕へとつながり、
世界中の権力者たちにも影響が波及してゆく……。
「なぜ真実は封殺され続けたのか?」
被害者、正義を求めた刑事たち、「持たざる者」の視点で地道な取材を続けた著者ブラウンは、時に危険を感じながらも真相究明に突き進んだ。
世界的スキャンダルを白日のもとに晒すきっかけとなったシリーズ記事を再編!
彼が何をしているのかを知っていた人は、おおぜいいる。
社会的にも政治的にも強く結びついた大金持ちはもちろん、報道機関で働く者もいたし、
数十億ドル規模の巨大企業のトップや、ノーベル賞受賞者もいた。
エプスタインが少女を性的に虐待し搾取していたことが明らかになったあとも、
彼の友人や仕事上の知り合い、彼の小切手帳に魅入られた者はつき合いをやめなかった。
――本文より抜粋
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紙の本
富と権力の犠牲者たち。
2022/04/05 08:30
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゲイリーゲイリー - この投稿者のレビュー一覧を見る
どれほどの悪行を重ねようと、富と権力さえあれば検察や弁護士さえも買収できる。
そうして買収された彼らは、被告人がどれほどの悪事を重ねていようとも事実を歪曲し、法さえをも軽視する。
金に目が眩んだ事実を指摘されようとも、被害者側が懸命に訴えようとも聞く耳を全く持たない。
その結果、庇護されてしかるべき被害者が更なる責め苦を受ける始末になる。
こんな馬鹿げた、唾棄すべきことがまかり通ってしまう事実に戦慄が走った。
自身に何が起こっているのかを理解するのもままならない年齢だった被害者たちの傷口に、塩を塗りたくった関係者たち。
被害者だけが苦しみに向き合わされ、加害者たちは良心の呵責に苛まれることなく同じことを何度も繰り返していく。
そんな現実を突きつけられると、何もかもがどうでもよくなり匙を投げたくなってしまう。
こんな奴らが蔓延る世界が良くなるわけがない、と。
しかし本書の著者や被害者たちは、決して正義を信じて諦めなかった。
何度声を掻き消されようとも、幾度となく立ち向かい声を上げ続けたのだ。
彼女たちの様に正義を信じ屈しない人がいる限り、正義は存在しうるのかもしれないと一縷の希望が垣間見える。
その一方で過酷な状況のサバイバーたちがファイターとして、加害者に立ち向かう姿を美談として片づけるのではなく、彼女たちが矢面に立たなければならないような状況になる前に私たちに何ができるかを今一度考え直す必要があるだろう。
もうこれ以上被害者が責められ、加害者が擁護されるようなことがあってはならない。
紙の本
怪物
2023/03/04 19:00
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ハム - この投稿者のレビュー一覧を見る
権力とお金を持った人たちの恐ろしい事件で、なんとなくテレビで見たことがあるぐらいでしたが、思っていたよりひどい事件でした。