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これからの図書館 21世紀・知恵創造の基盤組織 増補版
著者 著:大串夏身
地域の情報拠点・読書施設であり、各県の知的遺産の保存などのきわめて重要な役割をもつ県立図書館は、地方自治の中心施設として、インターネット時代に対応した住民サービスをさらに...
これからの図書館 21世紀・知恵創造の基盤組織 増補版
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これからの図書館 21世紀・知恵創造の基盤組織 増補版
商品説明
地域の情報拠点・読書施設であり、各県の知的遺産の保存などのきわめて重要な役割をもつ県立図書館は、地方自治の中心施設として、インターネット時代に対応した住民サービスをさらに徹底し、住民の参加によって運営されなければならない、と大胆に提言する。
目次
- まえがき
- 第1章 これからの公立図書館のあり方
- 1 日本を取り巻く状況の変化と図書館
- 2 図書館の情報化あるいは電子図書館の構想
- 3 『これからの図書館像』の作成
- 4 図書館とは何か、その社会的役割
- 5 図書館の各種サービス
- 6 貸出に対する批判
- 7 日本文化と貸本屋
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紙の本
自由と多様性のために
2012/02/01 09:47
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうか - この投稿者のレビュー一覧を見る
大串夏身さんは、東京都立図書館に長く勤務され、多くの図書館・
レファレンスサービスなどについて、著作があります。「どのように
調べるか」と、「どのような情報が提供されると、どのような社会が
可能になるか」という、技術・情報についてと、社会論・構想の
両方の部分を含んだ本です。
特に公共・県立図書館の役割について、これまで・現状・これからを
考えさせられます。公的議事録を残す、ということについて感覚の
薄い日本において、官民ともにそのような意識を持っていくことで、
何が変わるのか。
公共図書館でどのような調べものができて、「プロ」がそれを専門的に
することで、どれだけ利用者の「時間や手間」というコストが省け、
その労力を他に振り向けることができるのか。
こういう考えが共有されていけば、「知」というものを楽しみ生産する
人が増えて、他人との違いに寛容な社会につながって行くのではないか、
と思わせる本。