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劇場型社会の構造 「お祭り党」という視点
著者 著:新井克弥
パフォーマンス化しキャッチフレーズ化する政治を筆頭に劇場と称される事象が頻発し、マスメディアとインターネットが作り上げるそれら熱狂的な騒動は爆発的な勢いで全国を席巻しては...
劇場型社会の構造 「お祭り党」という視点
劇場型社会の構造 「お祭り党」という視点 (青弓社ライブラリー)
商品説明
パフォーマンス化しキャッチフレーズ化する政治を筆頭に劇場と称される事象が頻発し、マスメディアとインターネットが作り上げるそれら熱狂的な騒動は爆発的な勢いで全国を席巻しては消滅していく。情報を受容し消費するはずの側があたかも「お祭り」の主役であるかのように幻惑され、劇場に躍り出ては大騒ぎを演じ続ける。テレビとWeb2.0が作り出すメディア空間、刹那的なものではあれ共同体を希求する「自己」、「物語の終焉」後に獲得された「物語」もどき、表出するためのコミュニケーションスタイルなどの切り口から、激情に身を任せる劇場型社会の「お祭り」を形式レベルと表層構造で解説し、メカニズムの深層にメスを入れる。
※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、予めご了承ください。試し読みファイルにより、ご購入前にお手持ちの端末での表示をご確認ください。
目次
- はじめに――「お祭り党」が出現している!
- 第1章 東国原劇場の出現
- 1 宮崎で発生した「お祭り」――しがらみ、汚職にウンザリしていた宮崎県民
- 2 選挙公示とともに「お祭り」は始まった
- 3 「お祭り=そのまんま東劇場」の十分条件――パフォーマンス能力とテレビ・メディア力
- 4 予想外の結果か、必然的結果か
- 5 東国原劇場の開始――選挙後も劇場は続く
- 6 「東国原帝国」の誕生?
- 7 メディアの利用――東国原知事のメディア活用術
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