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十番様の縁結び 神在花嫁綺譚
幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)...
十番様の縁結び 神在花嫁綺譚
十番様の縁結び 神在花嫁綺譚 1 (集英社オレンジ文庫)
商品説明
幽閉され、一途に機織をして生きてきた少女がある時、縁を結び縁を切る、縁の糸を司る神=十番様を所有する神在(かみあり)の一族、十織家(とおりけ)の若き当主・終也(しゅうや)に見初められ、真緒と名づけられる。「迎えに来ました。僕と結婚してくださいますか?」――運命は動き出す。虐げられ続けた日々から救い出された真緒は、十織家でも機織りの才を生かし過ごすうちに、終也の背負ったある秘密を知ることになり……。
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紙の本
仄暗さがいい
2022/10/27 01:46
2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:S910 - この投稿者のレビュー一覧を見る
名付けさえされずに叔母の代わりに機織りだけをしてきた少女の人生は神の末裔である領主が迎えにきたことで一変する。
古来生まれた神を所有し、その末裔たる神在の中で縁を司る大蜘蛛を祀り、その糸とそれから織られた反物を生業とする機織りの一族十織。
神様の先祖返りに花嫁として迎えられた機織りの少女の物語。
終盤明らかにされた終也の神様らしい仄暗さめっちゃ好きだわ。
真緒の出自なんかの謎が後々波乱に結びついていくんだろうか。
しかし悪縁を絶てるなら帝の執念もどうにかできないのかな。
内容は薄めだけど、読みやすくて面白かった。
紙の本
神在花嫁綺譚
2022/08/21 09:01
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん岩 - この投稿者のレビュー一覧を見る
神と人が混在する和風ファンタジー。
家族に虐げられている、名前のない小さな機織りさんが、神の血を引く十織終也と出会い花嫁になる。
綺麗で優しく穏やかな終也ですが、ちょっと…アレな人でした。真緒ちゃん蔵から出られても、優しい鳥籠?綺麗な蜘蛛の巣?に…頑張ってほしいです。
色々と謎もあるので次巻も気になります。