星のカービィ 天駆ける船と虚言の魔術師
あくびが出るほど平和な、プププランドの昼下がり。ショートケーキを持って仲良くピクニックをしようとしていたカービィ、デデデ大王、バンダナワドルディそしてメタナイトの目の前で...
星のカービィ 天駆ける船と虚言の魔術師
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商品説明
あくびが出るほど平和な、プププランドの昼下がり。ショートケーキを持って仲良くピクニックをしようとしていたカービィ、デデデ大王、バンダナワドルディそしてメタナイトの目の前で、晴れた青い空を切り裂いて、突如、巨大な船が落ちてきた。ふしぎな光につつまれた、その船の名は――ローア。すでに滅びた超古代文明ハルカンドラが生み出した、奇跡の船。カービィたちは、船の持ち主だという旅人マホロアに助けを求められ、墜落とともに失われてしまった、船のパーツを探すことになった。遺跡や海の底に雪の中・・・そして異空間をかけめぐる、大冒険が始まる!【解説:熊崎信也「星のカービィ」シリーズ ゼネラルディレクター】(C)Mie Takase 2022 (C)Nintendo / HAL Laboratory, Inc. KB22-7304
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ゲームとはまた違う視点から
2023/02/09 11:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あお - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品の元になったゲーム自体は随分前にプレイしたことがあって結末まで一応知っていましたが、今回ノベライズされたとのことで読んでみました。
相も変わらずカービィやデデデ大王の食べ物談義、メタ様の放置プレイ(笑)、バンダナワドルディのひたむきな頑張りが光っているなあと感じました。
マホロアとローアとの出会いや、ローア自体が心を持ち優しい心根のカービィやワドルディにはその声なき声を聞くことができるという、ゲームでは語られていない設定があって、新たな一面を知ることができた気分になりました。
また、ローアの部品が、それらが散らばった土地の主達にとって「神聖なもの」として描かれているところが「うまいことまとめたなあ(笑)」と何だか感心してしまいました(ゲーム内じゃそのステージのボスといきなり対峙することになっても違和感を感じないですが、小説だとそうも行かないでしょうし)。
ゲーム内ではほとんどのキャラクターは喋らないし、現実的な話をしてしまうと容量の問題もあるでしょうから、すべての答えを詰め込むことは難しい。それ故にプレイヤーの想像力が試される部分はあります。しかしノベライズされることで、ゲームのストーリー進行と全く同じにはならないにしても「ああ、ゲーム内のこの場面はもしかしてそういう意味だったのかもしれないな」という手がかりのようなものを得ることができて、それもまた一興だと思います。
近々ゲームの方でリメイク版が出るようなので、この小説に想いをはせながらプレイしようと思います。