電子書籍
銀牙伝説ウィード(21)
著者 高橋よしひろ(著)
奥羽の総大将・銀(ぎん)たちが辛苦の末に築きあげた奥羽の楽園は、今や法玄(ほうげん)という凶悪な鬼の棲む地獄と化していた。かつての理想郷を再建するという使命に燃えたウィー...
銀牙伝説ウィード(21)
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
商品説明
奥羽の総大将・銀(ぎん)たちが辛苦の末に築きあげた奥羽の楽園は、今や法玄(ほうげん)という凶悪な鬼の棲む地獄と化していた。かつての理想郷を再建するという使命に燃えたウィードたち奥羽軍団は打倒法玄を誓って進軍を開始、二子峠付近で法玄の弟・玄婆(げんば)と闘う赤目(あかめ)たちと合流し、哲心(てっしん)の活躍で玄婆に勝利する。しかし法玄がカマキリの部隊を送り込んだことで、数の上では劣勢となったウィードたちはロケットを囮に使って、ある作戦を実行する――!
関連キーワード
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
小分け商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この商品の他ラインナップ
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
「銀牙世代」から観た「ウィード」
2003/05/11 23:36
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:渡り鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る
子供の頃、動物が活躍する漫画が大好きで、「銀牙」は、ジャンプ・コミック・TVアニメをずっと読み続けてきて、主人公銀とその仲間達の行き方が、人生に影響を与えるくらいに、私にとって思い出の作品です。
「ウィード」では、大好きだった銀から主人公が世代交代し、子供のウィードに代わってしまいましたが、「銀牙」に登場したキャラクターに負けないくらいの魅力を持った新キャラクターが登場し、続きをワクワクしながら待つくらいに夢中になってしまいました。
さらに、「銀牙」時代の人気キャラクター達の再登場など、「銀牙」で登場したキャラクターが「ウィード」の新キャラクターとからんできて、銀牙世代にとって、まるで同窓会のような感動も味わうことができるのが嬉しいです。
「ウィード」になってから、「銀牙」と変わったところとしては、人間との共存の難しさについて「犬の立場」から描かれていたり、敵となるP4・法玄兄弟も人間との軋轢から辛い地獄のような過去を持っていたり、「銀牙」の赤カブトと違った意味での恐怖を描きつつ、同情・共感する部分もちゃんと描かれているのが好きです。
あと、「銀牙」では、銀がリーダーとして非の打ち所の無い力を、天性で持っていたのに比べると、「ウィード」では、ウィードが仲間が増え、組織が大きくなるほどに、自分本来の求めるものを見失わず、組織を管理・指揮することの難しさとプレッシャーに苦悩する場面も、リアルに描かれていて、より主人公に親しみを感じられるようになりました。
作者の高橋よしひろ氏の描く犬たちの表情が豊かで、人間臭いのも、魅力的ですね。