- 販売開始日: 2022/05/18
- 出版社: イカロス出版
- ISBN:978-4-8022-0832-1
航空戦史
著者 古峰文三
20世紀の戦争を理解するために必要な視点は“空”にあった。航空機の軍事利用は1914年に勃発した第一次世界大戦にはじまり、戦間期を通じて発展を遂げた軍用機と航空戦術は、続...
航空戦史
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商品説明
20世紀の戦争を理解するために必要な視点は“空”にあった。航空機の軍事利用は1914年に勃発した第一次世界大戦にはじまり、戦間期を通じて発展を遂げた軍用機と航空戦術は、続く第二次世界大戦において戦局を決定的に左右することとなった。本書はそんな第一次大戦~第二次大戦期における注目すべき航空戦について検証を加えていくものである。第三四三海軍航空隊やリヒトホーフェンと言った著名な部隊・人物の戦歴から、日本本土防空戦やバトル・オブ・ブリテンなどよく知られた戦闘について「なぜその結果にいたったのか」を丁寧な資料精査を基に解説。またインパール作戦やノルマンディ上陸作戦などこれまで「航空」の視点から語られることのなかった戦闘についても、新たな着眼点からその真相を明らかにしていく。
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航空部隊を使う側からの視点
2020/05/07 17:51
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投稿者:能登 - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の前刊「砲兵から見た世界大戦」に続いての軍全体、戦争方針や軍備の面からの視点で書かれたシリーズと言えるだろう。
いままでは航空部隊の専門家、航空部隊から見た個別の作戦、戦闘史といったものがメインであったが、「戦線における制空権奪取に充てる航空部隊」「攻略作戦を成功させるための部隊整備」といった切り口からの再評価は非常に面白く、語弊を承知で言えば、パイロット達から「無理解、無定見のエライさん」と片付けられていた層の視点から描かれた作品と言えるだろう。