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電子書籍
新撰クラシックス 童話集 春(小学館文庫)
著者 著:竹久夢二
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。美人画の夢二が、子供のために遺した...
新撰クラシックス 童話集 春(小学館文庫)
春 童話集 (小学館文庫 新撰クラシックス)
商品説明
【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
美人画の夢二が、子供のために遺した唯一の童話集。
センチメンタルな画風の「夢二式美人」によって画家として広く知られる竹久夢二。しかし彼が、子供向けの雑誌に挿絵を描き、童謡や詩を発表するなど、「子供のための仕事」も数多く遺していることはあまり知られていない。『童話集 春』は、自身による豊富な挿絵も可愛らしい、全19篇を収載した夢二唯一の童話集。美と愛への憧憬に生きた夢二の、少年のように純粋な気持ちと幼なき者を愛する心が溢れ出る、大正ロマンの香り漂う1冊です。
※底本の解説文は反映されておりません。
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紙の本
文字と絵
2010/06/10 22:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
職場近くの駅直結のショッピングモールに、
気に入っている本屋が一件ある。
(一番のお気に入りの本屋は勿論、BK1さんなのでご心配なく!)
部分的に本の陳列が変わっており、
写真集コーナーに、文庫や新書がおいてあったり、
特集している本も、売れ筋のもの中心というわけでもなく、
お勧めの古典や旅行記などが、手作りのポップで紹介されている。
そんなちょっとマイペースな気質の本屋で、本書に出会った。
ちなみに本書は画集コーナーに置いてあった。
ざらざらした表紙に昭和モダンを感じるイラストが印刷
されており、装丁にセンスを感じる。
童話そのものは、尻切れぎみであったり、
いまひとつオチの弱いものが少なくなくない。
童話だけを読むのなら少し物足りなく感じるた。
しかし本書の魅力は、その童話に合わせて挿入されている挿絵だ。
気品があり、シンプルながらも大変魅力的である。
子供や老人が生き生きと描かれているその絵は、
より物語を引き立てる。
情景が寄り鮮やかに、脳裏に浮かびあがってくるのを感じた。
また本書は文庫であるが、絵本をまとめて読んでいるようで
お得である。