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昭和と日本人 失敗の本質
著者 半藤一利(著者)
昭和史の語り部・半藤一利氏が自身の戦争体験を交え、第二次世界大戦を通して日本がおかした失敗を検討する。各紙による国際連盟脱退支持、陸軍が不問にしたノモンハン事件大敗、大本...
昭和と日本人 失敗の本質
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昭和と日本人 失敗の本質 (角川新書)
商品説明
昭和史の語り部・半藤一利氏が自身の戦争体験を交え、第二次世界大戦を通して日本がおかした失敗を検討する。各紙による国際連盟脱退支持、陸軍が不問にしたノモンハン事件大敗、大本営の国際感覚の欠如・・・・・・山のような史料の背後から日本が陥ったポイントが浮かびあがってくる。「歴史探偵」の原点が垣間見える著者初期の原稿の数々。いま読み直したい傑作が待望の復刊!【目次】第一章 大日本帝国の戦争目的新聞がリードした開戦への道吉田茂の対中国強硬論 大日本帝国の戦争目的山本五十六が恐れた「衆愚」集団主義 「太平洋戦争ってナーニ?」第二章 「大艦巨砲」よ、さらば! ノモンハン事件症候群ルーズベルトの甘い言葉海軍は「善玉」なるか?「大艦巨砲」よ、さらば!墓標一万六千浬知られざる東条暗殺計画第三章 「最後の聖断」が訴えたもの 歴史の中の長岡空襲と新潟幻のソ連の「日本本土侵攻計画」 「天皇制を残さなくてはならない」スターリンが決断した「シベリア抑留」 「最後の聖断」が訴えたもの 敗戦と「どうせ」「いっそ」「せめて」敗戦への道と鈴木貫太郎
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神の視点
2023/03/13 15:54
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投稿者:Koukun - この投稿者のレビュー一覧を見る
描かれているエピソードの一つ一つはなかなかに面白く興味を惹かれるものが多いが全体的なまとまりには乏しいと思う。すでに住んでしまった過去の戦争を論評するという、いわゆる「神の視点」に立っているため「後になったらなんとでも言えるよね」という感じがどうしてしてしまう。例えば現在戦われているウクライナ戦争について、我々はどうすべきか、対中国 対ロシアについてどうすべきか、著者が生きていたらどのように回答するのだろうか?